【女子】グループＣはシンガポールが激戦の末に1位通過

女子予選リーググループＣは、全勝のシンガポール対1敗のオランダの対戦で、トップのエース馮天薇(シンガポール)がベテラン・リージャオの巧みなボール捌きに苦戦し、２－３で敗れるスタートとなった。
2番はユー・モンユがリージエの打点の高いカットに対し、ループドライブとツッツキで丁寧に粘り３－０でくだした。ストレート勝ちとはいえ、一つのラリーが非常に長く接戦となった。
3番はエーラント(オランダ)がリー・イサベル(シンガポール)のカットを打ち破り３－０でくだして、オランダが２－１と王手。
4番は馮天薇とリージエ。カット打ちに不安のある馮天薇はツッツキを多く取り入れ、チャンスを狙う展開でゲームカウント２－０。第3ゲームはリージエが６－１とリード。 ここから馮天薇が追い上げ、６－５まで追いつく。次のラリーで馮がネットインし、返ってきたチャンスボールを思い切り決めに行ったが、それをリージエが目の覚めるようなカウンターで返す。ここから流れが再びリージエに戻り、積極的に攻撃を取り入れて９－５と離したが、馮天薇は攻撃を阻止するべく、思い切ったドライブを決めていく。結果馮天薇の6点連取でストレート勝ちした。
ラストはいい流れに乗ったユー・モンユがリージャオの巧みなコース取りに対し、ミスの少ないラリーを展開して３－１で勝利。
シンガポールは全勝で1位通過を決めた。

トップでは敗れてしまったが、エースとしての役割をしっかりと果たした

試合巧者のリージャオは馮天薇に勝利した