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女子学校対抗決勝は、トップの四天王寺・芝田と山陽女子・木村の対決が大きなポイントとなった。四天王寺のエースで3年生、元全日本ランカーでもある芝田に対し、1年生の木村は「自分より格上だし向かっていくしかなかった」と思い切り良いプレーを披露。特にバック表ソフトから繰り出すバックストレートの強打やブロックは、何本も芝田のフォアを抜けた。第1ゲーム、木村は10ー9でゲームポイントを取った後、何度もゲームポイントを奪ったが、芝田が17ー15でしのぎ切り、試合の流れをつかんだ。
そして四天王寺は2番橋本が、反転カットと変化のある投げ上げバックサービス、鋭いバックハンド攻撃などで1年生の皆川を下した後、3番ダブルスで勝負を決める。「今年はダブルスに苦しみました。3月の高校選抜は橋本/塩見で臨みましたが、準決勝と決勝で負けていた。三條と梅村のペアはダブルスの大阪府予選で落ちていたけど、今大会ではうまくいきましたね」と試合後の四天王寺・村田監督。左腕・梅村の小柄ながら豪快なフォアドライブと、三條のバック変化表のクセ球がかみあった。
優勝を決めた後、「ありがとう!」と言いながら選手たちの頭をひとりずつ撫でた村田監督。キャプテンの芝田は「連覇は気にせず、このメンバーで優勝したかった。すごいうれしいです。正直、キャプテンとしてはまとめられていなかったけど、最後はみんなが協力してくれてまとまった」とメンバーへの感謝の言葉を述べた。