馬龍が朱世爀を破ってベスト8、丹羽は樊振東に敗れる

●男子シングルス4回戦

樊振東（中国）　5、ｰ12、2、2、9　丹羽

馬龍（中国）　4、3、9、ｰ10、6　朱世爀（韓国）

方博（中国）　ｰ10、ｰ7、8、2、ｰ8、9、11　許シン（中国）

フランチスカ（ドイツ）　ｰ7、ｰ8、8、6、9、8　コウ・レイ（ウクライナ）

男子シングルス4回戦、4人がベスト8に勝ち名乗りをあげた。

丹羽孝希は、世界ランキング4位の樊振東に完敗。
第2ゲーム、7ｰ10から追いついたが、樊振東のチキータに最後まで苦しんだ。

逆に樊振東は、他の選手が苦しむ丹羽のチキータを、しっかり動いてフォアハンドで狙い打ってきた。

「馬龍や許シンはストップから入ってくる時もあるから攻めていけるけど、樊振東や張継科のように全部チキータで来るとサービスを持っている意味がない」と試合後の丹羽。

樊振東対策は立ててきたが、予想を上回る樊振東の回転量と球威だった。

その他の試合では、馬龍が朱世爀のカットをねじ伏せた。
昨年のアジア競技大会・男子団体決勝で接戦を繰り広げた両者だが、この試合は終始馬龍のペース。

朱世爀の反撃も堅いブロックでシャットアウトし、チャンスボールは堅守を誇る朱世爀のバックサイドに打ち抜いた。

一方で、馬龍・張継科とともに優勝候補のひとりだった許シンが、左肩を傷めた影響もあり、方博にゲームオールで敗れている。