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●女子シングルス4回戦
丁寧(中国) 4、7、9、8 イバンチャン(ドイツ)
武楊(中国) 9、-9、4、3、1 鄭怡静(チャイニーズタイペイ)
伊藤美誠(日本) 5、8、-10、9、10 ビレンコ(ウクライナ)
李暁霞(中国) 6、3、6、10 姜華君(香港)
伊藤美誠、カットのビレンコを4ー1で下し、日本選手として史上最年少でベスト8入り。
快挙を成し遂げた!
出足から、ビレンコのカットを軽快にフォアスマッシュで打ち抜いた伊藤。
難しいボールはバック表ソフトでしっかりコースを突いてつなぎ、チャンスボールは低いと思えるカットでもバシバシ打ち込む。
中国の観客も、見たことのないスマッシュ主体のカット打ちに驚嘆の声を上げていた。
中盤ではやや打ちすぎてミスが出る場面もあったが、焦りはまったく感じられず。
これほどの快挙を成し遂げても、試合後には「全然緊張はしなかったです」と笑顔で答えた。
伊藤の14歳192日でのベスト8入りは、03年パリ大会での福原愛の14歳203日を上回る記録。
その福原からは試合前、「スペインオープンの時(伊藤が4ー2で勝利)のように戦えば、絶対勝てるよ」とアドバイスをもらったという。
中国選手が上位を独占する中、伊藤美誠はひとり世界へと切り込んでいく。
続く準々決勝の相手は、前回女王の李暁霞(中国)。
過去1回だけの対戦では0ー4で敗れており、「まずは1ゲーム獲りたい」と語るが、中国としても伊藤のプレーは未知数の部分がある。
今日夜の準々決勝が楽しみだ。