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男子準決勝1戦目は韓国とチャイニーズタイペイの対戦。
トップのダブルスはチャイニーズタイペイが優勢な展開でスタート。ベテラン陳建安のコースを突く攻撃が光り、2ゲームを危なげなく先取。
しかし、第3ゲームから韓国ペアがエンジン全開でキレのある動きを見せる。サービスで先手を取って積極的に攻撃を仕掛け、ラリーでも韓国ペアの強烈なカウンターなどファインプレー飛び出す。韓国ペアがフルゲームまで追いつき、4-1とリードしたが、チャイニーズタイペイペアのタイム後、再び息を吹き返し、中盤は一進一退の展開。
要所で李尚洙のバックドライブ、陳建安の台上技術が光り9-9と競り合ったが、最後は韓国ペアがしっかりと締めて先制する。
2番は張禹珍と林昀儒のエース対決。バックハンドのみでレシーブをする林昀儒に対し、張禹珍はフォア前とバックへのロングサービスで翻弄。中盤はサービスのコースの読み合いとなったが、2対1で迎えた4ゲーム目は張禹珍がフォア対フォアの勝負を仕掛け、林昀儒のパワーは及ばず。張禹珍の勝利で王手をかけた。
流れに乗った韓国。3番の鄭栄植は廖振珽を持ち前の安定したラリー力で振り回す。廖振珽は後手に回ってしまい、危なげない戦いぶりで鄭栄植が勝利。
韓国が4大会ぶりの決勝進出を果たした。
【対戦スコア】
韓国3-0チャイニーズタイペイ
1李尚洙/鄭栄植3-2陳建安/廖振珽
2張禹珍3-1林昀儒
3鄭栄植3(2,7,9)0廖振珽
4李尚洙-林昀儒
5張禹珍-陳建安
逆転勝利で流れを引き寄せた李尚洙(左)/鄭栄植
力強いフォアドライブで林昀儒を圧倒した張禹珍
廖振珽の安定したラリー、陳建安のカウンタードライブで前半はリードしたが…
張禹珍に上手くコースを突かれた林昀儒は力を発揮できなかった