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男子準決勝
日本は7連覇中の中国と対戦。
トップのダブルスは丹羽孝希/吉村真晴と梁靖崑/許昕のカード。序盤は中国ペアの攻撃に押され、なかなか攻撃につなげることができない。
日本ペアは台上からの展開で先手を取りたいが、少しでも甘いボールは確実に仕留めてくる。
徐々に日本ペアの打点の早い攻撃が冴えるが、総合力で上回った中国ペアが先制する。
2番は張本智和と樊振東の対戦。序盤から互いに打点の早い攻撃の応酬で会場を沸かせる。
張本は速いラリーの中でも、ドライブと弾くバックを織り交ぜて翻弄する。樊振東はストップ対ストップからハーフロングのツッツキで張本が持ち上げてきたのを狙い打って得点につなげていき2対0とリード。
第3ゲームは、一進一退の展開で10-9と張本がゲームポイントを握ったが、ジュースに持ち込まれる。さらに11-10と再び握るがラリーで下がった樊振東のカットを入れに行ってしまい、仕留められる。
さらに1点返されると、最後は樊振東が足を滑らせながらも粘り強く返球して勝利。中国が2-0とリードする。
3番の吉村は許昕に対し、随所でサービスが効き唯一1ゲームを奪うも、許昕の回転量の多いドライブを抑えることができず敗れ、中国が決勝進出を果たした。
【対戦スコア】
中国3-0日本
1梁靖崑/許昕3(6,6,6)0丹羽/吉村
2樊振東3(7,4,11)0張本
3許昕3(9,5,-6,1)1吉村
4樊振東-丹羽
5梁靖崑-張本
目にも止まらぬ打撃戦を披露した張本だったが、一歩及ばなかった
丹羽/吉村は打点の早いカウンターで押す場面もあったが、優位な展開に持っていくことはできなかった
強靭な下半身でブレることのないフットワークと威力のある攻撃をみせた樊振東
許昕の鋭いフォアドライブ、梁靖崑の爆発力のあるバックドライブは脅威的だった