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昭和22年創刊、この5月に800号を迎えたニッタクニュースのバックナンバーから編集部がピックアップしてお届けするページです。
ボールを打ち返すラケットとラバー。自分に合った用具選びをすること、自分に合った用具を知ることは、上達していく上でとても大切なことです。「え?そうなんだ。」「ねぇねぇ知ってる?」とつい知り合いに話したくなってしまうことを紹介しちゃいます。
ラケットは板の構成で、大きく3つの種類に分けられる!
ラケットは、主に木材で出来ていて、構成によって大きく以下の3つに分けることが出来ます(①②③)。
① 木材合板…複数の板を貼り合わせて作られたラケット。3枚・5枚・7枚合板などのパターンがあり、組み合わせる木材の種類や枚数によって、打球感や性能に変化が出ます。同じ材質で比較した場合、枚数が多いほど反発力は高くなりますが、重量は重くなります。
初めてラケットを選ぶなら、木材合板ラケットがおすすめです(単板に比べて頑丈。特殊素材入りに比べてコントロールしやすい)。
② 特殊素材入り合板…合板性能をさらに高めるために、木材の板と板の間に「特殊素材」板を挟みます。これにより、反発力が増してスピードが出たり、打球感が良くなるなど、どの特殊素材を使用するかによって、性能が変わってきます。多くのトップ選手が好んで使用しています。
※特殊素材ラケットに関しては、次回に掲載
③ 単板…1枚の板で出来ているラケット。独特の打球感が特徴で、板の厚みが増すほど、反発力が高くなります。日本式ペンホルダーラケットに多く見られます。
板の構成によって、ラケットは大きく3つに分けられることがわかっていただけたでしょうか。次回は「特殊素材」の素材について説明いたします。