OFFICAL ACCOUNTFOLLOW US
TOPICS
昭和22年創刊、この5月に800号を迎えたニッタクニュース。編集部がお届けするページです。
ラバーって何!?
ラケット(板)とラバー(ゴム)。すでに貼られて発売されている「貼り上がりラケット」もありますが、ラケットは板だけの状態、ラバーはゴムだけの状態で別売りされていることに驚かれる方も少なくないのではないでしょうか。
良く弾むラバーから回転の変化が出しやすいラバーなど、ラケット同様、ラバーにも様々な性能があります。また、ラバーの色は「ブラック」か「レッド」のみとルールで定められていて、フォア面、バック面の両側に同じ色を貼ってはいけません。
ラバーは、裏ソフト、表ソフト、粒高、アンチ、ラージボール用、とNittakuは大きく分けて5種類用意。簡単に紹介します。
ラバーの中で、圧倒的なシェアを誇るラバー。「シート」と「スポンジ」の特性や組み合わせによって、様々な特徴に分かれます。一般的に、表面のシートが、摩擦力が大きいため、球に回転をかけやすい。Nittakuでは、裏ソフトラバーを「AC(アクティブチャージ)」、「IE(エネルギー集約型)」、「Z9」、「コントロール系」、「テンション系」、「粘着性」、「高弾性」の7つのカテゴリーに分けています(詳細は次回)
裏ソフトラバーのシートを反対にし、表面に粒が出ているラバー。球離れが早い。裏ソフトに比べて回転量が少なくなるが、相手の回転の影響も受けにくい。速攻型、変化を求める選手が使うラバー。Nittakuでは表ソフトラバーを「IE(エネルギー集約型)」、「テンション系」「変化系」「粘着性」「表一枚変化系」の5つのカテゴリーに分けています(詳細は次回)
表ソフトラバーに分類されるが、一般的な表ソフトよりも粒が長い(高い)。自ら回転をかけるのは難しいが、同時に、相手の回転の影響は受けにくい。粒が表ソフトラバーよりも高いことで、打球する時に粒が倒れるので、変則的なボールを繰り出すことができます。スポンジがない、一枚ラバーの粒高ラバーもあります。
見た目は裏ソフトラバーと一緒です。しかし、シートの摩擦力が裏ソフトと比べて極端に少ないため、相手のスピンの影響を受けにくく、ナックルボールなどの変化をつけたボールが可能となります。
ラージボール用(44mmボール)に開発されたラバーなので、44mmボールを打つ際に最大限の性能を発揮。包み込んで打つように設計されている。40mmボールにも使用可能です。Nittakuでは「AC(アクティブチャージ)」、「テンション系」、「変化系」、「粘着性」、「高弾性」の5つのカテゴリーに分けています。
簡単ですが、5種類のラバーを紹介させていただきました。読んでみたけどよく分からないよ、と思われた方もいたのではないでしょうか。そんな読者の方。次回の配信をお楽しみに!!