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昭和22年創刊、この5月に800号を迎えたニッタクニュース。編集部がお届けするページです。
簡単ですが、前回号①で、5種類のラバーを紹介させていただきました。読んでみたけどよく分からないよ、と思われた方もいたのではないでしょうか。そんな読者の方に、Nittakuビギナーズガイドにも出演している「ニッタ君」(以下、「ニ」)に登場していただき、筆者(以下、「W」)とさらにラバーを解説していきます。
戦型を決めて、ラバーを決める!
ニ「テレビを見て、卓球をはじめようと思ったんだ。ラケットの事は前回勉強したからある程度はわかったけど、ラバーはどうすればいいんだろう」
W「まずはどういう戦型(プレースタイル)を目指すかが大事になってくると思うよ。ラケットは前回紹介した通り、大きく分けて、シェークハンド、日本式ペン、中国式ペンの3つ。プレースタイルも大きく分けてだが、①パワーボールで勝負するタイプ②ラリーで勝負するタイプ③性質の違うラバーを貼って勝負するタイプ④チャンスには積極的に攻撃もするカット型、の4タイプに分けられるんだ。(ビギナーズ卓球ガイド&カタログ、P6~7参照)」
ニ「なるほど。どの戦型になるか迷っちゃうな…」
W「最近ではシェークハンドの両面裏ソフトラバー、から始めるのが一般的だよ。ラリーをしっかり続けてミスを減らすようにする。まずはここを目標にはじめよう。しっかり基礎が固まってから自分の特徴にあった戦型を選ぶといいよ」
ニ「勉強になるなー。じゃ、シェークハンド両面裏ソフトラバーにしよう。さっそくカタログを読んでみたんだけど、ラバーの種類がいっぱいあってどれにしていいか迷っちゃうな。とりあえず性能が高いラバーを使っておけば間違えがないよね」
W「ノーノー。もちろん最初からトップ選手が使っている性能の高いラバーを使っても間違いではないけれど、あまりオススメできない選択だね。基礎がまだできていない時に、性能が高いラバーを使ってしまうと、弾みすぎてしまってコントロールが難しかったり、フォームが固まっていなので、ラバーの性能で返球できてしまうので、フォームがバラバラになってしまう危険性があるよ。まずは入門用の「コントロール系ラバー」がいいよ」
ニ「何事も基礎が大事。まずはコントロール系ラバーか。分かった。それにしよう!でもコントロール系ラバーって何??」
W「いい質問だね。それは次回に紹介しよう!!」
次回へ続く…。