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昭和22年創刊、800号を迎えたニッタクニュースのバックナンバーから編集部がピックアップしてお届けするページです。
男子シングルスは馬龍が3連覇
男子単決勝は、馬龍(中国)とファルク(スウェーデン)が対戦。馬が、強力なドライブはもちろんであるが、洗練された台上技術、切れたツッツキなども効果的に決まり、3連覇を達成した。惜しくも敗れたファルクだが、フォア面表ソフトラバーでのスマッシュ、欧米仕込みのバックハンドドライブが良かった。
<男子>
シングルス準決勝 馬龍(中国) 4(8,-6,9,9,12)1 梁靖崑(中国)
ファルク(スウェーデン) 4(-8,7,-3,4,9,-2,5)3 安宰賢(韓国)
決勝 馬龍 4(5,7,-7,9,5)1 ファルク
優勝 馬龍(中国) 3連覇
準優勝 ファルク(スウェーデン)
女子単は劉詩雯が涙の初優勝
女子単決勝は、劉詩雯(中国)と陳夢(中国)が対戦。前陣での高速ラリーで主導権を握る劉に対し、陳は、やや打点を落とし緩急をつけてミスを誘う。緩急をつけたプレーに劉は2ゲームと落とすものの、しっかり対応し、涙の初優勝を達成した。
<女子>
シングルス準決勝 劉詩雯(中国) 4(-6,-9,5,5,0,2)2 丁寧(中国)
陳夢(中国) 4(5,7,5,8)0 王曼昱(中国)
決勝 劉詩雯 4(-9,7,7,-7,0,9)2 陳夢
優勝 劉詩雯(中国) 初優勝
準優勝 陳夢(中国)
その他種目優勝者
男子複 馬龍(左)・王楚欽(中国)
女子複 王曼昱(右)・孫頴莎(中国)
混合複 許昕(左から2番目)・劉詩雯(右から2番目)(中国)
5種目制覇の中国チーム
<日本代表結果>
丹羽孝希…単ベスト8
水谷隼…単3回戦敗退
張本智和…単4回戦敗退
森薗政崇…単3回戦、複2回戦敗退、混合複ベスト8
吉村和弘…単2回戦敗退
大島祐哉…複2回戦敗退
木造勇人…複3回戦敗退
吉村真晴…混合複、準優勝
加藤美優…単ベスト8
平野美宇…単ベスト8
石川佳純…単4回戦敗退、混合複、準優勝
伊藤美誠…単3回戦敗退、複、準優勝、混合複、ベスト8
佐藤瞳…単4回戦敗退、複、ベスト4
早田ひな…複、準優勝
橋本帆乃香…複、ベスト4
女子複準優勝の伊藤(右)・早田
女子複3位 佐藤(右)・橋本
混合複準優勝 吉村(右)・石川
~こぼれ話~
男子複では、ロブレス・イオネスクのスペイン・ルーマニアの国際ペアが男子複で準優勝。スペイン勢として、またルーマニア男子として初のメダル獲得という歴史的な結果を残しました。また大会が行われたハンガリーの方々は、親切な方が多く、「困ったら話しかける」と決め、積極的に話しかけても嫌な顔せず対応してくれました。コミュニケーションの大切さを学んだ大会でもありました。(W)
決勝進出を決め、喜ぶロブレス(左から2番目)・イオネスク(右から2番目)