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昭和22年創刊、800号を迎えたニッタクニュースのバックナンバーから編集部がピックアップしてお届けするページです。
たくしょーコーチ直伝!
ひとりでできる!家でもできる!
ちょこっと上達法!
あなたはどんな選手になりたいですか?
上達するためには、卓球台についてボールを打ち合うだけでなく、一見関係のなさそうなことでも「意味」と「目的」を持って臨むことで、あなたのなりたい自分に一歩近づくことができます。
前回、「今の自分」と「なりたい自分」を書き出したと思います。何が足りなくて、何が必要でしたか?
ここで紹介していくのは、その目標達成にちょこっと役立つサプリメント的な上達法です。
卓球は「心技体智」の総合力が求められる競技。以下は、紹介する種目で鍛えられる要素をアイコン化したものです。
Vol.2 ボールでちょこっとトレーニング①
ボールつき
【初級】フォア面でボールつき
●方法
・フォア面の上でボールを弾ませる
・リラックスして、ラケットとラバーの弾みを感じながら、一定のリズムで行う
・胸よりやや低い位置でボールをつき、おでこの高さまで上げる
・ボールをラケットで迎えにいかずに、落ちてくるのを待って、ボールが落下する勢いと跳ね返る力を利用するように、焦らずゆったりと行う
●回数
・回数に制限はありませんが、50、100と必ず目標を決めて行いましょう
【初中級】フォア面とラケットエッジでボールつき
●方法
・フォア面で2~3回→ラケットエッジで1回の繰り返し
・ボールの軌道に合わせて、ラケットの角度を正確に垂直にしてボールをつく
●回数
5セット以上
●効果
・卓球に必要な『体感時間を長く(ゆっくり)感じる能力』の向上
※体感時間とは、実際には一瞬の出来事(絶対時間)でも、自分の感覚として感じている時間のこと
・トライ&エラーが基本です。失敗しても諦めずに、落ち着いて何度でもトライすることでメンタル力(りょく)アップ
・打球感覚と角度を正確に出すラケットワークの向上
たくしょーコーチからヒトコト
★まずはボールなしでラケットの角度を確認してみよう。
★下半身(膝や股関節)を柔らかく使って、ボールつきに合わせてリズムを取ろう
丸子橋卓球スタジオ代表監督を務める傍ら、パラ卓球(肢体不自由者)日本代表監督として、東京パラリンピックに向けて世界をかけめぐる。また、ピンポンパフォーマーとしてイベント、TVに多数出演し卓球の普及に貢献
モデル:新井和夏葉選手(湘南工大附高校2年)平成30年度全日本選手権大会ジュニアの部 ベスト16