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2020.08.25

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木造優勝!平成23年度全日本選手権大会(カデットの部)を振り返る(2012年1月号から)

  • 13歳以下男子シングルス優勝の木造勇人(美崎クラブ)

  • 13歳以下女子シングルス優勝の平野美宇(ミキハウスJSC山梨)

  • 14歳以下男子シングルス優勝の三部航平(青森山田中)

  • 14歳以下女子シングルス優勝の平真由香(Shochi Jr)

  • 男子ダブルス優勝の高橋徹(左)・一ノ瀬拓巳(青森山田中)

  • 女子ダブルス優勝の平真由香(左)・川北美礼(Shochi Jr)

昭和22年創刊、800号を迎えたニッタクニュースのバックナンバーから編集部がピックアップしてお届けするページです。

 

将来の活躍が期待される選手が全国から集う「全日本選手権大会(カデットの部)」。競技は男女シングルス(13歳以下・14歳以下)と男女ダブルスの計6種目。2011年、11月18~20日に石川県・いしかわ総合スポーツセンターで行われ、木造勇人が13歳以下男子シングルスを制した大会をピックアップ!

 

平成23年度全日本選手権大会(カデットの部)の報道ページはこちら!

 

※所属・年齢は大会当時のまま

 

木造勇人が13歳以下男子単で優勝

 

▶男子
【14歳以下シングルス】
三部航平と及川瑞基の青森山田中同士の対戦。昨年の13歳以下決勝と同じ顔合わせとなったが、三部が安定した両ハンドプレーで得点を重ねて優勝し、昨年のリベンジを果たした。「今回は調子がよく、うまくミスを誘うことができました」と三部。敗れた及川であったが、力強いドライブが光った。
三部航平 3(7,6,5)0 及川瑞基

 

ミスが少なく完成度の高いプレーを披露した三部航平

 

【13歳以下シングルス】
木造勇人(美崎クラブ)と松山祐季(愛工大附中)が対戦。小学生の木造が群を抜くボールタッチからのカウンタープレーと積極的な攻撃で、松山をゲームオールの末にくだし、優勝。「バックハンドを振れるように練習してきました。その成果が出たので優勝できたと思います」と木造。敗れた松山は威力ある両ハンド攻撃を軸に勝ち上がった。
木造勇人 3(6,-8-9,7,9)2 松山祐季

 

抜群のボールタッチで優勝した木造勇人

 

【男子ダブルス】
高橋徹・一ノ瀬拓巳と及川瑞基・三部航平の青森山田中同士の対戦。高橋・一ノ瀬が積極的な攻撃で主導権を握り、優勝した。「積極的に攻められたので優勝できました」と高橋。敗れた及川・三部だったが、台上から果敢に攻撃を仕掛けた。
高橋徹・一ノ瀬拓巳 3(10,7,11)0 及川瑞基・三部航平

 

積極的な攻撃で得点を重ねた高橋徹(右)・一ノ瀬拓巳

 

▶女子
【14歳以下シングルス】
平真由香(Shochi Jr)と奥下茜里(就実中)が対戦。全中優勝の平が得意のバックハンド攻撃で得点を挙げ優勝。敗れた奥下はフォア面表ソフトラバーで思い切ったスマッシュ攻撃をみせた。
平真由香 3(9,-8,8,-8,7)2 奥下茜里

 

得意のバックハンドで得点を重ねた平真由香

 

【13歳以下シングルス】
平野美宇(ミキハウスJSC山梨)と伊藤美誠(豊田町スポ少)が対戦。小学生同士の対決となり、平野が回転量の多いドライブ攻撃で優勝を飾った。惜しくも敗れた伊藤はフォアのスマッシュ攻撃やバックのミート打ちが光っていた。
平野美宇 3(4,7,7)0 伊藤美誠

 

回転量が多く力強いドライブ攻撃が良かった平野美宇

 

【女子ダブルス】
平真由香・川北美礼(Shochi Jr)と石田葵・平塚叶梨(ミキハウスJSC)が決勝で対戦。平・川北が0-2の7-9の劣勢から最後まで攻め続け、逆転優勝した。「正直負けると思いましたが、パートナーを信じて粘りました」と平。平は14歳以下シングルスと合わせて2冠を達成。敗れた石田・平塚は変化の分かりづらいサービスから攻撃につなげた。
平真由香・川北美礼 3(-8,-9,9,7,9)2 石田葵・平塚叶梨

 

粘り強いプレーで逆転優勝を飾った平真由香・川北美礼