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男子シングルス決勝
許昕(中国)とチャイニーズタイペイの若手、林昀儒が対戦。
許の回転量の多いドライブに対し、定評のある林のブロックもなかなか安定しない。
林は先手を取って攻めたいところだが、許の質の高いサービスに対し甘くなってしまう。
少しでも出るような甘いボールに対して容赦ない許昕は強烈なフォアドライブを決める。
第4ゲーム。徐々に慣れてきた林の意表を突くカウンターや悩みどころのレシーブもチキータで攻めていく。軽快なフットワークから成すスピードのあるフォアドライブもよく決まり、このゲーム奪う
しかし、第5ゲームは再び許の展開。下からすくい上げるようなドライブは下回転交じりで返球は困難。さらに、林の少しでも入れにいったボールを許は見逃すことなく仕留めていく。
許は10-6と10-8と迫られてとったタイムアウト明けで、強烈な3球目ドライブで優勝を決めた。
許昕は、単・男子複・混合複で3冠を達成!
許昕(中国) 4(9,12,-8,3,8)1 林昀儒(チャイニーズタイペイ)
タイトなスケジュールながら、最後まで気力を切らすことなく3冠を達成させた許昕(中国)。要所で繰り出す後陣からのドライブは回転がすさまじく相手を困惑させた
優れたボールタッチは天下一品。判断力も早く、どんなボールにも臨機応変に対応していく。日本にとっても間違いなく脅威な存在となるだろう