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国際卓球連盟(ITTF)は9月22日、新型コロナウイルスの影響で停止していた「ドリームビルディングプロジェクト」の再始動を発表した。
現時点では、3つのプロジェクトが再開している。
アズラクドリームビルディングプロジェクトは7月中旬から毎週2回開催され、ヨルダンンの難民を対象に卓球をする場を提供している。
オランダのアルクマール周辺の人々の隔たりをなくすことを目的とする、ピンポンアルクマールは8月中旬から再開し、卓球活動を週1回行っている。
8月末からはアルツハイマー病患者や高齢者の運動を目的とする、フランスのルヴァロアでの週1回のプログラムが再開している。
ニッタクがスポンサーを務める「ニッタクドリームビルディングプロジェクト」も近日中に再開する見込みとのことだ。このプロジェクトはヨルダンのザータリ地区シリア難民キャンプで実施され、シリア難民コミュニティ内で個人と社会の前向きな変化を促進し、シリア難民とヨルダン国民の間で、卓球を通じて協力を強化し、社会の結束を高めることが目的としている。
活動の再開について、フィールドプログラムマネージャーのカリン・テオ氏は「困難な時期にプロジェクトにかかわったすべての人に感謝したい。いくつかのプロジェクトを再開できたことはとてもうれしい」と語った。今後については「各地域の状況に応じて、時間帯の調整やマスクを着用しつつ、できるだけ早く再開したい」とコメントした。