ノジマＴリーグ 2020-2021シーズン開幕 『世界最高峰の卓球を、もっと近くに』

「ノジマＴリーグ 2020-2021シーズン開幕戦」
日時：11月17日㈫　14:00

木下マイスター東京　4　対　0　琉球アスティーダ　　
審判：大前 ケイ子　杉本 豊久　三浦 弘子

（第1マッチ）
田添健汰・及川瑞基　2(9,4)0　宇田幸矢・戸上隼輔

※田添・及川ペアは終始積極的な攻撃で、先手を取り続け、宇田・戸上ペアの反攻を許さなかった。

（第2マッチ）
水谷隼　3(8,9,10)0　平野友樹

※水谷が登場。平野は勢いよく飛び出し、果敢に攻めまくったが、あと一点を許してもらえなかった。

（第3マッチ）
及川瑞基　3(9,7,7)0　 宇田 幸矢

※チーム新加入の及川は落ち着きはらったスキのない安定したプレーで全日本チャンピオンの宇田に圧勝した。

（第4マッチ）
大島祐哉　3(9,9,4)0　吉村真晴

※1ゲーム目、前半でリードした吉村だったが、大島が挽回すると、その勢いのまま同級生対決を制した。

【ZOOM会見要旨】

▶邱建新監督（KM東京）

「すごくうれしい。ビクトリーマッチ（延長戦）も覚悟して準備していたが、思いがけず4-0で勝って、いいスタートを切れた。新加入の及川選手がいいゲームをしたのもうれしかった。水谷選手は他の選手に比べても調子が悪くなかった。コロナ禍の影響で練習が十分にできなかったが、4月下旬から特別に練習場を使えたことも大きい」とインタビューに答えた。

▶水谷隼選手（KM東京）

今回の試合を振り返って「久しぶりの試合でワクワクも緊張もした。結果を出せて満足している。Tリーグがなければ、カタールオープン以来、試合なしで今年が終わるところだった。Tリーグは試合数も多くて体の調子や練習成果を出せる。琉球はナショナルチームの選手が多く、明日も今回のようにはいかない。今シーズンもっと勝利して、チームに貢献したい」と答えた。
3月からのコロナウイルス感染拡大で全く練習ができなかった1ヶ月半を振り返って「練習ができない中で自分には卓球しかないと実感した。去年1年を反省して、最高のパフォーマンスを皆さんにお見せしたい」と決意を見せた。
試合のない時期に体重を3キロ落としたという水谷選手。「もっと落とす。まだ発展途上」と意欲を見せた。最近はマグロ丼しか食べていないという。

▶及川瑞基選手（KM東京）

「開幕戦で初試合に加えてリモートマッチの独特な雰囲気があったが、やっているうちに体も雰囲気に慣れて自分の力を出せた。昨年までブンデスリーガでプレーしていたが、Tリーグには1年目から参戦したかった。今回タイミングよく移籍できた」とコメント。
今回は2試合出場ということで緊張したという。「1戦目がすごく良かった。2戦目も良かったと思う。ダブルスのパートナーの田添選手とは練習も続けていた。自信はあった」と試合を振り返った。

▶吉村真晴選手（琉球）「スタートしてうれしい。チームとしては残念な結果になった。気持ちを切り替えていきたい。無観客ということもあって独特の緊張感があり、苦しい場面で相手に飲まれてしまった」と試合を振り返った。
「前2シーズンは非常に悔しい思いをした。3シーズンが始まってうれしい。昨年以上に力を出し切っていきたい宇田選手のような若手も入ってきている。ベテランの戦い方と若手の戦い方を合わせて、明日以降も戦っていきたい」

▶宇田幸矢選手（琉球）

「すごく緊張した。反省して明日につなげ、勝利につなげたい。相手に流れがいったときに、引き戻す何かが出来なかった」と悔しさをにじませた。
琉球への移籍理由について質問されると「琉球はTリーグの中でも強いチームで雰囲気もいい。強いチームの中で、強い選手と戦うことができる」と答えた。

▶張一博監督率いる琉球アスティーダ

残念ながら、初戦を飾ることはできなかった。