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「ノジマTリーグ 2020-2021シーズン開幕戦」
日時:11月17日㈫ 19:00
木下アビエル神奈川 3 対 2 日本生命レッドエルフ
審判:大前 ケイ子 杉本 豊久 三浦 弘子
トップは前田美優/赤江夏星(日本生命)が息の合ったプレーで先制。前田の変化あるバックハンドが要所で効き、最後は赤江の逆チキータが決まった。
KA神奈川は、長﨑美柚が故障、木村香純はTリーグ初参戦ながら攻撃的なプレーで1ゲームを奪った。
続く2番は、木原美悠(KA神奈川)と2シーズン連続参戦となるユ・モンユ。序盤から木原が変化のわかりづらいサービスで主導権を握って3-0のストレートで勝利。ユのリーチを生かした両ハンドドライブも光ったが、惜しくも及ばなかった。
3番、木村香純(KA神奈川)は試合後「緊張で吐きそうだったくらい」と振り返ったが、全日本チャンピオンの早田ひなに臆することなく圧倒。変化を織り交ぜたサービスでチャンスメイクし、畳み掛ける攻撃で得点を重ねて勝利。
早田は随所で得意の豪快なドライブを披露したが、ペースを握ることができなかった。
2対1と王手をかけたKA神奈川に対し待ったをかけたのは前シーズン年間MVPの森さくら(日本生命)。浜本由惟を相手に、序盤から積極的に攻撃を仕掛けて2ゲーム先取する。第3ゲームは、浜本が緩急をつけたドライブで翻弄し奪い返したが、最後まで攻撃の手を緩めなかった森に軍配が上がった。
2対2にもつれたビクトリーマッチは、木原と早田が登場。出足から木原がややリードする展開で進行。早田も第3戦の敗戦を挽回すべく、キレのあるドライブで得点したが、終盤は木原の打点の高い攻撃がよく決まり、決勝点を挙げた。
テンポのいい攻撃で先取点を挙げた前田美優(左)/赤江夏星
長﨑美柚(左)の威力のある攻撃と木村香純の速攻が光ったが及ばず
打点の高い攻撃で快勝した木原美悠
鋭角に攻める両ハンドドライブが光った
早田から金星を挙げた木村香純。徹底してフォア前に出した巻き込みサービスがよかった
初戦としては悔しいスタートとなった早田ひな。今後の活躍に期待
果敢な攻撃と気合いの入ったプレーでチームを牽引した森さくら
中盤の戦術転換が功を奏し第3ゲームを奪った浜本由惟だったが、最後は森に対応されてしまった
ビクトリーマッチは木原美悠に軍配。決勝点を挙げた。「思い切ったプレーができてよかった」と木原
▶邱建新監督(KA神奈川)
「長﨑が怪我をしてしまいダブルスのみの起用となり、厳しい戦いになると思っていた。何とかビクトリーマッチまで行ければと思っていたので、正直勝てるとは思っていなかった。木村はすごくいい試合をしてくれた。彼女の実力を信じ、大学から引っ張ってきてよかった」
▶木原美悠(KA神奈川)
「以前は攻撃力が足りなかったので、特にフォアハンドの攻撃力をあげるよう練習してきた。今日は、正直あまり勝つ自信はなかったけれど、勝ててよかった。
優勝することは難しいことだと思うけれど、これからの試合で成長していけたらいいと思うし、思い切ったプレーをもっと出していきたい」
▶木村香純(KA神奈川)
「思い切ってプレーしようと試合前に決めていた。早田さんと試合をしたのは中学生以来で最近はやったことがなく情報がなかったので、監督のアドバイスを信じて試合ができたことがよかった」
▶村上恭和(日本生命)
「まず開幕できたことが嬉しい。関係者にお礼を申し上げたい。
今日は、メンバー的には相手は外国人選手もいないので、有利かと思っていたが、団体戦の面白いところで、戦力が劣る方が頑張るという展開になった。
結果から見ると、VMに森ではなく早田を起用したのは意外に感じられたかもしれませんが、VMは3番が終わった時点で決定するルールであり、森が4番から連続して準備できるかどうかもわからなかったため、このような起用となった。
今回出場しなかった平野美宇は、故障が完治していない状況。ただ、最終的な目標は来年の東京五輪。慌てないでやっていければ」
木下アビエル神奈川 3-2 日本生命レッドエルフ
× 1長﨑美柚/木村香純 1(-10,9,-8)2 前田美優/赤江夏星
○2木原美悠 3(8,4,6)0 ユ・モンユ
○3木村香純3(7,8,10)0 早田ひな
× 4浜本由惟 1(-5,-4,8,-6)3 森さくら
○ V木原美悠 1(7)0 早田ひな
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