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2020.12.09

#INFO

9/1-2 横浜市レディース大会開催!会場の横浜文体、58年の歴史に幕。

  • 惜しまれつつ閉館した横浜文化体育館

  • 運営に携わった横浜市レディース卓球連盟の皆さん

  • 横浜文化体育館職員の皆さん

  • Aランク入賞者

  • Bランク入賞者

  • Cランク入賞者

  • Dランク入賞者

第48回横浜市レディース大会(個人戦)

9月1~2日 横浜文化体育館

主催:横浜市レディース卓球連盟

後援:横浜市市民局、(公財)横浜市体育協会、横浜市卓球協会、毎日新聞社

協賛:ニッタク

 

横浜市レディース卓球連盟が主催する第48回横浜市レディース大会が9月1~2日に開催された。同大会はA~Dランクのシングルス年間トップを争う選手にとって重要な一戦。

本来であれば、4月開催だったが、新型コロナウイルス感染症の影響により延期となっていたため、参加した272名は待ちに待った舞台で躍動した。

会場となった横浜文化体育館は9月6日をもって閉館。同連盟としては、当体育館での最後の大会となった。

ジャパンオープン荻村杯やアジアカップをはじめ多くの大会を開催し、卓球の聖地として慣れ親しんできた”文体”の最後を惜しんだ。

 

 

武居和子(たけすえ かずこ) 

横浜市レディース卓球連盟会長

 

年一回の重要な大会を開催できてよかった

「4月開催の予定がコロナの影響で延期となりました。参加者から『やってくれてよかった』という言葉をいただき、とても嬉しかったです。この大会は、ランクを上げる年に1回のチャンスで、特に上昇志向のある選手にとってはもっとも重要な大会で、これにかけて練習をしています。ですから、どうにか開催してあげたいと思っていました。いい試合をたくさん見ることができ、私も楽しめました。

この文体での大会は最後となりました。市連は大会を毎年5回開催をしていて、そのうち2回は2日間も使用してお世話になってきました。また、国際大会は、2001年のワールドツアーグランドファイナルから始まり、7~8回は会場となりました。役員として携っていたこともあり、想い出がたくさんあります。ですから、なくなってしまうのは、とっても寂しいですね」

 

入賞者に贈られる賞状はユーモアたっぷり。

「二代目会長が文才に長けた人で、それを継続して使わせていただいています。もらった人は思わずわらってしまうんですよ」と武居会長。「今後もレディースならではの特徴を生かして運営していきたい」と意気込んだ

 

 

 

河原智(かわはら さとし) 

横浜市卓球協会会長

 

ありがとう!文体!

「文体には『ありがとう』という気持ちです。ここで行われた国際大会に現役選手時代に出場したこともあるので想い出深いですね。多くの国際大会を開催していますが、観客で満員になった文体を見た時は『ありがたいな』という気持ちでした。また、インカレや全日本学生も数多く開催していて、母校の早稲田大の中島未早希さんが優勝した時は、彼女が横浜出身ということもあり、特に感動しました。

少し寂しい気持ちもありますが、2024年に新たにできるアリーナを楽しみに待ちたいです。

また、約20年間にわたってヨコハマ卓球練習の日という、一日中卓球やり放題の日を設けていただいたことも、感慨深いです。今後、横浜武道館ではレベルの高い卓球教室を行いたいと思っています。そのためにも、一流指導者のご協力を得ながら、指導者や役員のレベルアップ向上を目指したいです。

また、昨今は、コロナ禍の影響ということだけでなく、中体連・高体連が以前ほど練習できなくなっている現状があります。ですから、社会体育として活用していただく場になればと考えています」

 

 

宮田豊(みやた ゆたか)

横浜文化体育館館長/横浜市スポーツ協会施設経営部部次長

 

文体は身近な施設でありながら、時には夢の舞台にもなる

「1974年の第2回アジア選手権大会や、2018・19と2年連続で開催されたアジアカップが想い出深いですね。しかし、なにより年間の3分の1が卓球で使われたということに思い入れがあります。卓球は競技人口が多く、小さいお子さんから高齢の方までが楽しめるスポーツです。また、年齢に関係なく容赦なく戦えることも魅力だと思います。ここ文体では、50台の卓球台を並べて、朝から晩まで卓球三昧の一日を設けていて、一年中使えるというスタイルが定着していました。そんな、身近な施設でありながら、時には夢の舞台にもなる施設というのは、とても珍しいことだと思います。

今後は、この機能が近くの横浜武道館に移ります。従来の卓球教室も、レベルの高い練習ができるということも含めて引き継げればと思います。そして、メインアリーナができた暁には、世界が注目し、日本選手が活躍するような大会を誘致できればと思います」

 

2019年4月に文体で開催されたアジアカップ。「この文体で、石川佳純さんが2年連続アジアカップのメダルを獲得されたことが嬉しかった」と宮田館長

 

 

Aランク優勝 板野昌子(金沢チェリー)

「この大会には7年ぶりくらいに参加しました。普段指導している生徒さんなど周りから優勝を期待され、昨夜は眠れないくらいプレッシャーを感じていたので、優勝できてホッとしています。負けても勝っても卓球ができることは楽しいですね」

 

 

Cランク優勝 平野紀美子(個人)

「まさか優勝するとは思ってもいませんでした。運がよかったと思う。これまで病気をしたりして、なかなか大会に出られなかったので、とにかく卓球ができることが本当に楽しくて、幸せです」

 


▼Aランク

準決勝

板野昌子(金沢チェリー) 3(7,5,4)0 武藤和美(トトロ)

𠮷垣美保(茶の実) 3(7,3,4)0 石田和世(トトロ)

決勝

板野 3(8,10,4)0 𠮷垣

 

▼Bランク

準決勝

安岡チサ子(leaf) 3(7,6,9)0 増子愛子(つくし)

山崎香織(トトロ) 3(10,6,10)0 舘坂美加子(ひさぎクラブ)

決勝

山崎 3(8,6,8)0 安岡

 

▼Cランク

準決勝

舘野幸枝(磯子クラブ) 3(10,5,9)0 藤田礼子(金沢チェリー)

平野紀美子(個人) 3(-7,9,9,9)1 亀山久美子(T・Tクラブ)

決勝

平野 3(-7,-7,8,6,4)2 舘野

 

▼Dランク

準決勝

白井一恵(きりがおか) 3(4,2,6)0 佐藤敏子(保土ヶ谷クラブ)

伊藤穂津美(T・Tクラブ) 3(8,5,10)0 石原葉子(ほおずき)

決勝

白井 (キケン) 伊藤

 


 

横浜武道館 ニッタク卓球教室 開催中!
横浜武道館にてニッタク契約コーチによる卓球定期教室を開催中です。
2021年1月~3月の定期教室の募集を行っております。

 

日時:2021年1月18日、25日、2月1日、8日、15日、22日、3月1日、8日、15日

※いずれも月曜日

9:30~11:00 指導員とこれから指導者を目指す方への指導方法が学べる教室

11:15~12:45 技術を磨きレベルアップを目指せる教室

 

講師:ニッタク契約コーチ

陳莉莉、島村美恵、高宮素子、高橋鑑史郎

 

 

教室のお問い合わせ、お申し込みは横浜武道館へ

TEL:045-226-2100

URL:https://budokan.buntai.jp/