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2021.01.14

#RESULTS

【全日本】「ワクワクがたまらない!」伊藤美誠(スターツ)

伊藤美誠(スターツ)が、全日本選手権大会会場から、各メディアの記者からの質問に答える形でオンライン記者会見に臨んだ。
「早く試合がしたい!」と明日の初戦に向かう喜びがあふれていた。

 

―2021年最初の試合が始まろうとしている。今の心境は?
「すごく楽しみ!が一番。楽しい!しかない。ほんとうに早く試合がしたい。初戦は明日だが、ワクワクがたまらない。たくさん練習してきて自信もある。練習も楽しんでやってこられたので、早く試合をしたいというのが一番。練習してきたこと、そして、実力を出し切りたいです」
―自粛期間が長かった去年、中国で大会参加もあったが、強化したのは?
「私はサービス、レシーブが一番(の特長)。プラス、中国選手に負けてしまったラリー力。サービス、レシーブで決まらなかった時、ラリーに持っていかれても大丈夫だよという自信をつけてきた。日本選手にも通じると思うので、私らしさプラスやってきたことを出し切りたい」
―肩など筋力がついたように見受けられるが、特別なトレーニングをつんだのか?
「(フィジカル)トレーニングというよりは、技術練習を通じて今の脚力、筋力は身についた。練習をやり込んで今の身体になった。大きなケガもせず、ここまで来られたのは、周りの方々がサポートくださったおかげと感謝しています」
―早田ひな選手に対する意識は?
「ナショナルチーム合宿期間中、一緒に練習する機会があった。早田選手の強さをすごく感じた。身体の使い方がとびぬけて上手い選手。あのくらい出来たらいいなと思う。身長も大きくていい卓球をする。早田選手に学んで実力が上がったところもすごくある。もちろん、対戦したいと思うし、そこまで一回一回上がってくる目の前の選手に実力を出し切りたい」
―開催が危ぶまれる中で試合が出来る心境は?そして、目標は?
「一週間前まで開催されるかされないのかが分からなかった。でも、あると信じて練習をしてきた。開催くださることが決まってすごくうれしいし、選手の皆さんも実力を出し切れる場所だなと思って臨んでいると思う。今回、開催に向けていろいろなことを考えてくださってダブルスはなくなったが、シングルスが出来ることを楽しみたい。目標はもちろん優勝。でも、目の前の1回1回に集中して実力を出し切って、楽しんでいる姿を観て頂きたい。そうすることで優勝が近づいてくると思う」
―女子ダブルス、混合ダブルスの4連覇がかかっていたが、なくなったことについては?
「ダブルスがあってこそ楽しめて、そのままシングルスに活かされる感じがあった。ダブルスも大好き。ただ、仕方がない。海外大会でもミックスがなくなったが、すぐに気持ちは切り替えられた。先ずは大会があってくれることが一番。シングルスに集中していきたい。いつかダブルスが出来るようになれば、それはうれしいことなので、それまでに実力を高めていきたい」
―今回の全日本選手権大会の位置づけは?
「オリンピック前の今年のスタート。去年はオリンピックシーズンだったが、優勝出来なかった。優勝してオリンピックに臨め、とチャンスを与えられた大会だと思いながら、しっかり自信をもって戦いたい。位置づけは普段と変わらないが、優勝して、いい状態で次の試合に進みたいなと思う。強い気持ちは、いつもよりもっともっとある。しかし、一番は楽しんでやることが、それにつながってくるので、楽しんで勝ちに行くということを一番に考えたい」