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女子シングルス4回戦
スーパーシードが登場。
前回女王の早田ひな(日本生命)は川北帆香(正智深谷高)と対戦。第1ゲームを早田が先取すると、第2ゲームは小柄ながら豪快な両ハンドドライブを見せる川北が6-1とリード。しかし、ここから早田が一気に攻め込んで12-10でゲームを連取。
続く第3ゲームも再び川北が8-3とリードしたが、早田が徐々に距離を縮めていく。川北が10-7とゲームポイントを握るも、早田は攻撃の手を緩めず、12-10で逆転。第4ゲームは早田が優位な展開でゲームを進めて勝利。劣勢でも落ち着いたプレーで女王の風格を見せつけた。
相手を圧倒するドライブを放った早田ひな(日本生命)
女王早田に対し、思い切った強気の攻撃を見せた川北帆香(正智深谷高)
接戦を極めたのは、佐藤瞳(ミキハウス)と馬場麻裕(デンソー)の一戦。
馬場が2点先取し、佐藤が追いついて2対2となった第5ゲーム。
再び馬場のペースで、打点の早いフォアスマッシュの連打で得点を重ね、3対2で馬場が王手。
第6ゲームは、佐藤が7-1と突き放したが、積極的に仕掛けるツッツキや攻撃がミスにつながってしまう。8-8となり佐藤がタイムアウトをとり、その後ミドルにボールを集め甘くなったボールを仕留めて、佐藤が10-8とリードしたが馬場も臆することなく攻撃を重ねて10-10に。しかし、冷静な佐藤はあえて打たせる切れたツッツキでミスを誘って13-11でこのゲームを取りタイに戻す。
最終ゲームは、若干焦りや疲れが見えた馬場が打ち急いでしまう。佐藤がミスを誘うカットと隙を突く攻撃で主導権を握って10-6とマッチポイント。10-8と迫られるも、最後は佐藤のフォアドライブを馬場が止められず、佐藤の勝利が決まった。
辛勝した佐藤瞳(ミキハウス)終盤は変化のあるバックカット、フォア前へのサービスなど機転の利いたプレーが光った
畳みかけるようなフォアハンドスマッシュで佐藤を苦しめ、あと一歩と迫った馬場麻裕(デンソー)
また、優勝候補の伊藤美誠(スターツ))、昨日ジュニア女王となった大藤沙月(四天王寺高)がストレートで5回戦進出を果たした。
森さくら(日本生命) 4(-4,3,-8,3,9,7)2 面田采巳(四天王寺高)
梅村優香(中央大) 4(4,3,4,5)0 中田玲奈(筑波大)
早田ひな(日本生命) 4(6,10,10,8)0 川北帆香(正智深谷高)
大藤沙月(四天王寺高) 4(7,8,5,6)0 成本綾海(中国電力)
笹尾明日香(早稲田大) 4(8,4,8,4)0 田中千秋(豊田自動織機)
伊藤美誠(スターツ) 4(3,7,9,4)0 森田彩音(デンソー)
皆川優香(大阪成蹊大) 4(-7,8,-9,5,5,-7,6)3 三條裕紀(青山学院大)
佐藤瞳(ミキハウス) 4(-10,-10,6,9,-8,11,8)3 馬場麻裕(デンソー)
芝田沙季(ミキハウス) 4(-9,6,8,11,7)1 秋田佳菜子(サンリツ)
奥下茜里(昭和電工マテリアルズ) 4(4,8,10,9)0 木村美緒(東洋大)
長﨑美柚(JOCエリートアカデミー/大原学園) 4(5,8,6,-9,4)1 山下菜々美(浜松修学舎高)
加藤美優(日本ペイントホールディングス) 4(5,8,-5,-3,-9,8,5)3 出雲美空(エクセディ)
安藤みなみ(十六銀行) 4(5,8,4,2)0 竹内嘉菜(中央大)
木村香純(専修大) 4(8,-7,3,-10,10)2 池上玲子(愛媛銀行)
竹前裕美子(エクセディ) 4(6,11,5,6)0 杉田陽南(香ヶ丘リベルテ高)
木村光歩(中国電力) 4(4,-8,7,-6,13,10) 瀬山咲希(トプコン)