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男子シングルス4回戦第1試合
前回王者の宇田幸矢(明治大)が、ジュニアベスト16で、ノーシードから勝ち上がってきた鈴木笙(静岡学園高)に敗れる波乱が起こった。
鈴木が3対1と王手をかけて迎えた第6ゲーム。宇田が4-2でリードしたが、挑戦者の鈴木はサービスから積極的に攻めて、宇田の攻撃を封じる。宇田は4-5と逆転を許したタイミングでタイムアウト。その後、サービスから回り込みドライブをストレートに決めて5-5。ここからはシーソーゲームとなり、宇田が11-9とこのゲームをとって、最終ゲームへ。
序盤からサービスからの展開に巧さを見せた鈴木が主導権を握って突き放す。プレッシャーのかかる展開に宇田はチャンスボールをミスするなど、ボールが定まらない。
鈴木は宇田のチキータレシーブを早いタイミングでストレートに返すパターンが功を奏し11-7で勝利。大金星を挙げた。
宇田は「ゲームオールだったが、自分が思うように出来なかった。
練習もやってきたし、自信をもって準備してきたので、勝つ自信はあった。いざコートに入ったときの緊張感、全日本は一年に一回しかないので久しぶりにコートに立って、やはり、緊張した。
相手は高校生で思い切ってくる選手だったので、そこに自分がくらいつけず弱気になってしまった。チキータ、フォアハンドのミスの多発はメンタルの弱気がそのまま出た。
相手は逆回転が上手く、そこでのミスも何本かはあったけれど、自分のレシーブミスも相当多かったし、レシーブ、チキータからの展開も悪く、思い切って出来なかった」と語った。
明治大の出場選手1名の発熱が発覚し、濃厚接触の疑いで、明治大3選手が本日棄権することになった。
宇田は、昨日20時過ぎにその知らせを聞き、 自身についても今朝9:30に出場可否がくだされるという状況下で一晩過ごし、出場出来るか分からない中で準備していたことも明かした。
鈴木笙(静岡学園高) 4(-5,8,10,-10,4,-9,7)3 宇田幸矢(明治大)
小林広夢(愛工大名電高) 4(13,-6,7,-5,6,9)2 松下海輝(日鉄物流ブレイザーズ)
丹羽孝希(スヴェンソン) 4(5,5,8,-9,7)1 皆川朝(日野自動車キングフィッシャーズ)
町飛鳥(鹿児島県体育協会) 4(-8,10,7,10,10)1 鹿屋良平(リコー)
松山祐季(愛工大) 4(4,-9,6,7,6)1 野田颯太(育英高)
郡山北斗(リコー) 4(-5,7,10,8,8)1 渡井丈人士(駒澤大)
英田理志(愛媛県競対) W()L 岡田崚(岡谷市役所)
吉村和弘(東京アート) 4(6,9,9,4)0 渡辺龍介(専修大)
森薗政崇(BOBSON) 4(14,7,-9,-9,10,11)2 篠塚大登(愛工大名電高)
谷垣佑真(愛工大名電高) W()L 渡辺裕介(協和キリン)
定松祐輔(日鉄物流ブレイザーズ) W()L 菅沼湧輝(明治大)
吉田海偉(東京アート) 4(6,8,4,-4,5)1 宮本春樹(愛工大)
曽根翔(愛工大名電高) 4(10,-5,4,11,6)1 櫻井倭(鶴岡東高)
上田仁(岡山リベッツ) 4(4,-6,8,8,4)1 田添健汰(木下グループ)
松下大星(クローバー歯科カスピッズ) 4(-8,7,7,9,9)1 上村慶哉(シチズン時計)
田中佑汰(愛工大) W()L 戸上隼輔(明治大)