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男子シングルス準々決勝
田中佑汰(愛工大)が丹羽孝希(スヴェンソン)を破り、初のランク入りで準決勝進出を果たした。
第1ゲームは丹羽が先行するも、徐々にギアを上げた田中が高い打点から放つ強烈なバックハンドを武器に2ゲーム取り返す。第4ゲームは丹羽が3-6とリードを許しながらも、フォア攻め効果的に使い、8-8と追いつく。丹羽は緩急をつけて田中のタイミングを崩し、逆転で13-11と奪い返して2対2に。
勝敗のカギとなった第5ゲーム。丹羽はサービスのコースを散らしながら、田中の的を狙わせない。丹羽が9-5とリードしたが、9-6の場面で田中のボールがネットに触れてエッジで。
風向きが変わると、田中が凌いだロビングを丹羽が痛いオーバーで9-8。丹羽のフォア前へのサービスを田中これまで随所で披露してきた鋭いチキータで丹羽のフォアを抜き去る。
最後は田中のバックハンドがさく裂して6点連取で逆転。
田中は勢いそのままに第6ゲームも連取して、勝利をもぎとった。
田中佑汰(愛工大)
丹羽孝希(スヴェンソン)
一方、森薗政崇(BOBSON)と初のランク入りを果たした英田理志(愛媛県競対)の対戦は、森薗が4対1で勝利。
森薗は序盤から積極的に鋭いフォアドライブで圧倒。英田もカットと攻撃を織り交ぜて応戦するが、森薗は冷静に対応して、3ゲームを連取。
第4ゲーム、前半は一進一退の展開となるが、英田が緩急をつけた攻撃でミスを誘い、さらに積極的に攻撃を仕掛けてリード。このゲームを奪い返す。
第5ゲームは森薗がわずかにリードして進行するが、英田がサービス3球目攻撃や引き合いでも力を見せて、後半はシーソーゲームに。森薗が変則的なチキータで9-8とリードすると、英田はサービスに変化をつけてミスを誘って9-9。さらに英田のナックルカットを森薗がオーバーしゲームポイント。しかし、ゲームを取らせたくない森薗は、落ち着いてボールを見極め早い打点で英田を振りまわしていき、3ポイント連取で逆転。
森薗が3年ぶりとなる準決勝進出を果たした。
森薗政崇(BOBSON)
英田理志(愛媛県競対)
田中佑汰(愛工大) 4(-9,5,9,-11,9,7)2 丹羽孝希(スヴェンソン)
森薗政崇(BOBSON) 4(9,7,7,-9,10)1 英田理志(愛媛県競対)