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Tリーグプレーオフファイナル女子が2月27日にアリーナ立川立飛で開催された。
ファイナルの対戦カードは日本生命レッドエルフと木下アビエル神奈川。
ビクトリーマッチまでもつれた激戦を日本生命レッドエルフが制し、Tリーグ2020-2021シーズン優勝を飾った。
初戦のダブルスは、日本生命からは平野美宇/前田美優、木下アビエル神奈川からは長﨑美柚/浜本由惟が出場。平野/前田が6-2とリードするも長﨑/浜本がレシーブからの多彩な組み立てで1ゲーム目を奪う。しかし、2ゲーム目以降は、平野/前田がサービスからの展開で逆転勝利を飾る。村上恭和総監督が語る「ダブルスに勝ったチームが8割勝つ」という大事な展開をものにした。
初戦で勝利しチームを勢いづけた前田美優(左)/平野美宇
1ゲーム目を奪うも惜しくも敗れた長﨑美柚(左)/浜本由惟
2番は日本生命レッドエルフの森さくらと木下アビエル神奈川の石川佳純が対戦。森が打点の早いバックハンドをコーナーに打ち分け2ゲーム目を取るが、石川が緩急、サービスで森のリズムを崩しミスを誘い勝利した。
コーナに攻撃を打ち分けた森さくら
焦らずコースを攻めることを意識したという石川佳純
3番は早田ひなと木村香純が1点を奪い合う一進一退の戦いを演じた。強打が武器の早田に対し、木村は自分のペースを崩さず上手く対応。自分のペースに持ち込むと、早田に強打を許さず、ミスを誘い勝利。大きな1勝をあげた 。
激しいラリー戦を展開した木村香純
いただいた応援やメッセージからパワーをもらったと語った早田ひな
4番は平野美宇と長﨑美柚が激突。1ゲーム目を長﨑が取るも、2ゲーム目を激しいラリーを制した平野が取り返す。3ゲーム目を平野が、4ゲーム目を長﨑がお互いに取り、試合は5ゲーム目へ。最後は力強いスマッシュが光った平野がゲームを取り勝利した。
粘り強いプレーをみせた平野美宇
威力あるフォアハンド攻撃で勝利まであと一歩だった長﨑美柚
優勝をかけたビクトリーマッチは3番と同じ組み合わせの早田ひなと木村香純の戦いとなった。早田が10-6とリードをするも木村が追いつく。しかし最後まで自分を信じてラケットを振った早田が勝利し、日本生命レッドエルフが3連覇を達成した。
勝負強さをみせた早田ひな
日本生命レッドエルフ3-2木下アビエル神奈川
〇1平野美宇/前田美優 2(-8,6,6)1 浜本由惟/長﨑美柚
×2森さくら 1(-7,9,-11,-8)3 石川佳純
×3早田ひな 1(7,-9,-10,-9)3 木村香純
〇4平野美宇 3(-7,8,8,-6,11)2 長﨑美柚
〇5早田ひな 1(10)0 木村香純