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2021(令和3)年度関東学生新人選手権大会が6月12日に埼玉県・新座市総合体育館、6月20・21日に、神奈川県・横浜市横浜武道館にて開催された。
春季関東学生リーグの開催を断念した関東学生卓球連盟としては、今年度初の大会開催にこぎ着けた。
男子ダブルス決勝は、宮川昌大・手塚崚馬と寺下拓海・松村凛音の明治大同士討ち対決。手の内を知る両ペアの対戦は好ラリーの連続となったが、3-0で宮川・手塚組が勝利した。
宮川・手塚は「練習試合では五分五分の対戦成績でしたが、初心に帰って挑戦する気持ちで挑んだことが勝因です」と振り返った。
▽男子ダブルス
準々決勝
宮川昌大・手塚崚馬(明治大)3(10,-2,10,10)1 木村飛翔・白山遼(駒沢大)
小松隼人・米倉勝(中央大)3(-12,7,9,-12,9)2 野田颯太・福澤勇太(専修大)
寺下拓海・松村凛音(明治大)3(-6,8,7,8)1 松田歩真・山本歩(明治大)
阿部悠人・渡辺龍介(専修大)3(8,-6,8,5)1 竹内佑・佐藤祐人(筑波大)
準決勝
宮川・手塚 3(7,5,5)0 小松・米倉
寺下・松村 3(9,8,8)0 阿部・渡辺
決勝
宮川・手塚 3(6,8,6)0 寺下・松村
男子ダブルス優勝 手塚崚馬、宮川昌大(明治大)
女子ダブルス決勝は、川北帆香・髙橋あかり(中央大)と木村美緒・杉本果緒(東洋大)が対戦。木村・杉本組が1ゲーム目を先取するも、川北・髙橋組が3ゲーム連取し、3-1で優勝を果たした。肝となった準決勝では、「2ゲームを先取された第3ゲーム1-4の場面でのタイムアウト後、積極的に攻撃を仕掛けていったのがよかった」と髙橋。川北は「髙橋のミートスマッシュで流れが変わった」と評価。コンビネーションで勝利をつかんだ。
▽女子ダブルス
準々決勝
船場清華・出澤杏佳(専修大)3(7,-6,-5,8,10)2 伊藤希望・寺坂美優(日本大)
木村美緒・杉本果緒(東洋大)3(6,-9,3,-9,7)2 顧琳婧・福岡乃愛(早稲田大)
川北帆香・高橋あかり(中央大)3(8,9,-11,7)1 平田梨花・町田千尋(専修大)
里川奈優・杉田陽南(早稲田大)3(8,7,-5,8)1 稲吉美沙・川本茉乃花 (日本体育大)
準決勝
木村・杉本 3(-6,11,-5,2,10)2 船場・出澤
川北・高橋 3(-6,-10,6,6,9)2 里川・杉田
決勝
川北・高橋 3(-8,9,7,3)1 木村・杉本
女子ダブルス優勝 川北帆香、髙橋あかり(中央大)
男子シングルス決勝、小林広夢(日本大)と宮川昌大(明治大)の対戦は、ダイナミックな打ち合いとなり接戦を極めた。最終ゲームにもつれたが、最後は宮川が制し優勝を飾った。
「ダブルスとシングルスの両方で優勝を目指してきた。決勝は内容がいいとは言えなかったけれど、我慢して勝てたことは今後につながると思います」(宮川)
▽男子シングルス
準々決勝
小林広夢(日本大)3(-9,9,4,-3,11)2 後藤世羽(専修大)
白山遼(駒澤大)3(2.6,9)0 髙橋天馬(法政大)
蘇健恒(法政大)3(5,6,7)0 山本歩(明治大)
宮川昌大(明治大学)3(6,9,9)0 平賀龍生(明治大学)
準決勝
小林広夢 3(10,8,9)0 白山遼
宮川昌大 3(-9,8,5,4)1 蘇健恒
決勝
宮川昌大 3(4,-9,-10,7,7)2 小林広夢
左から、3位の白山遼(駒澤大)、蘇健恒(法政大)、準優勝の小林広夢(日本大)、優勝の宮川昌大(明治大)
女子シングルス決勝は、出澤杏佳(専修大)と杉田陽南(早稲田大)が対戦。第1ゲームは、シーソーゲームを12-10で出澤が先取。杉田も積極的に攻撃を仕掛けるが、出澤の守備を突き崩せず。その後も出澤が2ゲーム連取し、優勝を決めた。
▽女子シングルス
準々決勝
出澤杏佳(専修大)3 (6,6,9) 0 髙橋あかり(中央大)
顧琳婧(早稲田大)3 (9,-3,3,-6.9) 2 前田愛佳(日本大)
川北帆香(中央大)3(7,1,6)0 里川奈優(早稲田大)
杉田陽南(早稲田大学)3(3,8,7)0 沖胡ひとみ(専修大)
準決勝
出澤杏佳 3(6,10,8)0 顧琳婧
杉田陽南 3(10,-9,9,8)1 川北帆香
決勝
出澤杏佳 3(10,5,8)0 杉田陽南
左から、3位の川北帆香(中央大)、準優勝の杉田陽南(早稲田大)、優勝の出澤杏佳(専修大)、3位の顧琳婧(早稲田大)