東京2020五輪　第3日　混合複の頂点決まる。男女単で日本勢が登場

前日練習に臨んだ石川佳純
遂に初の五輪の舞台に立つ張本智和
卓球の聖地・東京体育館。現在は東京五輪使用の赤に染まっている

東京2020オリンピック第3日は、遂に混合ダブルスの頂点が決まる。

決勝のカードは、第1シードの許昕／劉詩雯(中国)と第2シードの水谷隼／伊藤美誠。試合を重ねるごとに調子を上げている水谷／伊藤ペア。決勝の舞台ではどんなプレーを披露してくれるのか。本日、21時からの頂上決戦に注目。

3位決定戦は、ルベッソン／ユアン・ジャアナン(フランス)と林昀儒／鄭怡静(チャイニーズタイペイ)でメダルを争う。

男子シングルス、女子シングルスは2～3回戦が行われ、3回戦には遂に張本智和、石川佳純の日本勢が登場する。

張本は大会前の記者会見で、初めての五輪に対して「コートで何を感じるか。試合前に緊張感が来ても対応できるようにしたい。これまで結果を求められて、残そうとしたときに大きな大会で勝てなかった。中学生の時のように気負わずにしたほうが勝てる。五輪もそのように臨めたら」と意気込みを語った。張本の思い切りのある超攻撃プレーに期待。

3度目の出場となる石川。振り返れば、2019年は壮絶な選考争いに苦しんだ。「東京五輪は特別な舞台。地元の五輪に出場できる機会はもう巡ってこないし、年齢的にもここまでは必ず出たいという気持ちが以前からずっとあった」と振り返る。

また、前回のリオではまさかの初戦敗退を喫し、「五輪での悔しさは五輪で晴らすしかない」と、臨んできた。「五輪の舞台に立てる嬉しさを感じながらやりたいですし、それがいい結果につながっていくと思うので、シングルスでは思い切って楽しんでやること、いい意味で余裕を持ってやることが大事」と、3度目の貫禄のあるプレーが見られるに違いない。

(写真提供：ITTF)

【第3日】7月26日(月)

10:00～

男子シングルス2回戦

女子シングルス2回戦

14:30～

男子シングルス3回戦

張禹珍(韓国)　-　ドリンコール(イギリス)

ボル(ドイツ)　-　ゲラシメンコ(カザフスタン)

女子シングルス3回戦

陳夢(中国)　-　モレ(スイス)

P.ゾルヤ(ドイツ)　-　チャン・モー(カナダ)