日本勢、男女ダブルス1回戦も全勝で勝ち上がる！

●女子ダブルス1回戦
橋本帆乃香／佐藤瞳　−6、17、9、4、3　ボグダノワ／トリゴロス（ベラルーシ）
早田ひな／伊藤美誠　6、6、9、5　ツァコル／トゥビカネツ（クロアチア）

●男子ダブルス1回戦
張本智和／木造勇人　10、−10、8、12、−7、5　イヴォニン／シドレンコ（ロシア）
森薗政崇／大島祐哉　6、7、6、4　ラカトシュ／マジョロス（ハンガリー）

男女ダブルス1回戦も、日本は4ペアすべてが勝利！

女子ダブルス1回戦、橋本／佐藤はベラルーシペアに1ゲーム目を落とし、2ゲーム目も4−8のビハインド。何とかジュースに追いついたものの、何度もゲームポイントを奪われる苦しい展開だった。しかし、「スコアはまったく見ずに目の前の1点に集中した。ジュースになってはじめて『1本ずつ交替だな』と気づいたくらいでした」と試合後の橋本。ここを19−17で奪うと、受け身だったプレーが次第に積極性を増し、4−1で勝利を収めた。「こういう試合になって当たり前なんだな。簡単に勝てる試合なんてひとつもないんだなと確認できた」（佐藤）。明日の2回戦は出足から強気でプレーできるはずだ。

伊藤／早田はサービス・レシーブで確実に先手を奪い、危なげない勝利。「今日は新しいサービス、レシーブからの3球目・4球目を試した。台がすべるので、サービスが長くならないように気をつけました」（早田）。今大会、試合数が多い伊藤は、2試合連続のストレート勝ちという理想的な展開だ。

男子ダブルスは、森薗／大島はフォアドライブに変化をつけ、地元ハンガリーペアを相手に危なげない勝利。張本／木造はロシアの若手ペアに苦しんだが、最後の6ゲーム目は気合いのこもったプレーで一気に流れをつかんだ。「プレーは（良い時の）20％くらい。緊張したし、これが世界卓球なんだと感じることができたので、次の試合からは大丈夫だと思う」と試合後の木造。明日はエンジン全開のプレーを見せてほしい。