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2021.09.14

#RESULTS

ノジマTリーグ 日本生命が激戦を制し連勝

ノジマTリーグ2021-2022シーズンが9月9日に開幕を迎えた。
一部の試合は観客を限定して行うが、有観客での開催予定となる。
9月13日に女子第3戦が開催され、日本生命レッドエルフとトップおとめピンポンズ名古屋が対戦した。ヴィクトリーマッチにもつれ込んだ激戦を制し、日本生命レッドエルフが連勝した。

 

「ノジマTリーグ 2021-2022シーズン女子第3戦」

日時:9月13日(月) 18:00

審判:杉本豊久 福田知子 坂岸裕子

 

日本生命レッドエルフ 3-2 トップおとめピンポンズ名古屋
○1森さくら/長﨑美柚 2(7,-8,7)1 鈴木李茄/安藤みなみ
○2笹尾明日香 3(7,5,10)0 杉田陽南
●3早田ひな 0(-7,-7,-7)3 安藤みなみ
●4森さくら 1(-8,-6,6,-10)3 ハン・イン
○V早田ひな 1(4)0 ハン・イン

 

トップは森さくら/長﨑美柚(日本生命レッドエルフ)と鈴木李茄/安藤みなみ(トップおとめピンポンズ名古屋)が対戦。第1ゲームは森/長﨑が9-5とリードし取る。第2ゲームは鈴木/安藤が1-0から5連続得点し、勢いに乗り奪う。続く第3ゲームは森/長﨑がレシーブから攻めて取り、日本生命レッドエルフが先制。

 

2番は、第1ゲームを笹尾明日香(日本生命レッドエルフ)が5-1とリード。杉田陽南(トップおとめピンポンズ名古屋)も7-10まで迫るも及ばず、笹尾が取る。第2ゲームも笹尾が取り、続く第3ゲームは10-10の接戦となるも、笹尾が制しストレート勝利を決め、日本生命レッドエルフが勝利に王手をかけた。

 

3番は、早田ひな(日本生命レッドエルフ)と安藤みなみ(トップおとめピンポンズ名古屋)が対戦。第1ゲームは、安藤が1-1から4連続得点。早田も7-9まで迫るも、安藤が制する。第2ゲームは、早田が4-1とリードするも安藤が巻き返し奪う。第3ゲームは一進一退の接戦が展開された。安藤が8-7から3連続得点し、ストレートで早田に勝利。トップおとめピンポンズ名古屋が1点を獲得した。

 

4番は、森とハン・イン(トップおとめピンポンズ名古屋)が対戦。第1ゲームは、森が5-1とリードするも、ハン・インが7-7で追いつく。8-8からハン・インが3連続得点し第1ゲームを取る。第2ゲームは2-6から森が追い上げ、5-6まで迫るもハン・インが制した。第3ゲームは森が5-5でタイムアウトを取り、7-6から4連続得点し奪う。交互に得点する接戦となった第4ゲームをハン・インが制し、決着は早田対ハン・インのヴィクトリーマッチに託された。

 

勝敗を決するヴィクトリーマッチは早田とハン・インが対戦。力強い攻撃で攻めた早田が11-4で勝利し、日本生命レッドエルフが勝利を掴んだ。

 

レシーブからの攻撃が光った森さくら(右)/長﨑美柚

 

第3ゲームまでもつれ込む接戦を演じた鈴木李茄(左)/安藤みなみ

 

ストレート勝利を決めた笹尾明日香

 

第3ゲームではゲームポイントを取られながらも粘り10-10に追いついた杉田陽南

 

素早い攻撃で果敢に攻めた早田ひな

 

スマッシュで攻め、ストレート勝利を決めた安藤みなみ

 

第3ゲームではタイムアウトから体勢を立て直した森さくら

 

接戦となった第4ゲームを制したハン・イン

 

力強い攻撃でヴィクトリーマッチを制した早田ひな

 

切れ味鋭いカットを見せたハン・イン

 

 

▶村上恭和(日本生命レッドエルフ監督)

「早田選手は昨シーズンのファイナルでも、木村香純選手に敗北した後の、ヴィクトリーマッチで勝利しています。ヴィクトリーマッチでの活躍には大きな信頼を置いています」

 

▶笹尾明日香(日本生命レッドエルフ)

「常勝軍団、ナンバー1チームの名に恥じないよう、任された役割を全うしたいと思っています。自分は卓球では足らない部分が多いのですが、そこで悲観的にならずに課題をひとつひとつクリアしてきたことが、今の自分につながっていると思います。今回はとても苦しい戦いでしたので、チームの皆さんが頑張ってくださって、勝ててうれしいです」

 

▶若宮三紗子(トップおとめピンポンズ名古屋監督)

「負けてしまったことは残念ですが、スタートとしては悪くない内容だと思います。引退してからも監督として関わることが出来るのは、とてもうれしいですし、監督として活躍することが恩返しにもつながると思います」