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令和3年度JOCジュニアオリンピックカップ全日本選手権大会(カデットの部)は、10月29~31日、愛知県・スカイホール豊田で開催された。
男子ダブルス
決勝は、木村友哉/渡辺涼吾(野田学園中)と岩井田駿斗/岡本智心(HZF/野田学園中)の互いに手の内を知り尽くしたペアの対戦となった。木村/渡辺は、終始ストップから積極的に回り込んで攻撃する展開で得点を重ね、見事優勝を果たした。
「優勝という目標を達成することが出来、とても嬉しいです。最後まで攻め切れたことが勝因です。(渡辺選手は)ミスが少なくて、攻めていく気持ちが良かったです」と木村。
渡辺は「フルゲームの試合が3度あり、すごく長い試合でしたが、接戦を勝てたことが、優勝に繋がりました。自分を信じてプレー出来たと思います。(木村選手は)すごく粘り強くて頼りになりました」と語った。
準々決勝
木村友哉/渡辺涼吾(野田学園中) 3(-9,6,9,-8,17)2 齋藤俊太朗/立藤来夢(明徳義塾中・高)
谷本拓海/板東心(神戸市立兵庫中) 3(8,5,-8,7)1 三好蒼空/金丸陽(出雲北陵中・高)
岩井田駿斗/岡本智心(HZF/野田学園中) 3(6,4,8)0 村上拓哉/太田理貴(津幡中/遊学館ジュニア)
面田知己/森眞奈斗(石田卓球クラブ) 3(-10,10,10,5)1 佐々木雄大/持田陽向(愛知工業大学名電中)
準決勝
木村友哉/渡辺涼吾 3(9,-4,9,-9,2)2 谷本拓海/板東心
岩井田駿斗/岡本智心 3(10,7,10)0 面田知己/森眞奈斗
決勝
木村友哉/渡辺涼吾 3(9,-8,8,-9,4)2 岩井田駿斗/岡本智心
優勝 木村友哉/渡辺涼吾(野田学園中)
台上でチャンスメイクし、豪快なフォアハンドで決めて初優勝を果たした
準優勝 岩井田駿斗/岡本智心(HZF/野田学園中)
スピードの岩井田、パワーの岡本と相性抜群のプレーを見せた
3位 谷本拓海/板東心(神戸市立兵庫中)
板東がチャンスメイクし、谷本がリーチを活かした両ハンドで決める見事なコンビネーションを見せた
3位 面田知己/森眞奈斗(石田卓球クラブ)
息の合った連携プレーでベスト4入りを果たした
女子ダブルス
決勝は、吉本はな/竹谷美涼(貝塚第二中)と張本美和/小塩悠菜(木下卓球アカデミー/星槎中)が対戦。吉本/竹谷は1ゲーム目を先取されるも、徐々にラリーでポイントを重ね、2ゲームを連取。最後は出足からスパートをかけ、抜群のコンビネーションで優勝した。
竹谷は「勝てると思っていなかったので、めちゃくちゃ嬉しいです。あまり練習が出来ていませんでしたが、それでも諦めないと決めていたので、そういう気持ちで臨めたことが優勝に繋がりました。二人ともパワーがありますが、吉本選手は特に決め球を持っていますし、繋げるべきときはしっかり繋げてくれるのが良いところです」とコメント。
吉本は「目標は優勝でしたが、ほんとうにここまで来られるとは思っていなかったので嬉しいです。相手は、単複どちらも第一シードと強いペアだったので、私たちは挑戦者の気持ちで向かって行こうと思いました。(竹谷選手は) 自分が繋いだボールをしっかりと決めてくれるのがすごく良いところです」と語った。
準々決勝
張本美和/小塩悠菜(木下卓球アカデミー/星槎中) 3(2,4,-10,0)1 立川釉菜/小橋萌加(明徳義塾中・高)
面手凛/近藤亜海(山陽学園中) 3(10,9,-5,-8,13)2 高森愛央/植田杏(ミキハウスJSC)
吉本はな/竹谷美涼(貝塚第二中) 3(3,4,10)0 吉田璃乃/村田愛心(トコチル/みよしクラブ)
大崎陽歌里/東ゆめ(明誠U15) 3(6,-5,7,4)1 篠田あおい/山田楓花(浜松修学舎中)
準決勝
張本美和/小塩悠菜 3(10,9,-8,7)1 面手凛/近藤亜海
吉本はな/竹谷美涼 3(8,6,4)0 大崎陽歌里/東ゆめ
決勝
吉本はな/竹谷美涼 3(-10,15,9,3)1 張本美和/小塩悠菜
優勝 吉本はな/竹谷美涼(貝塚第二中)
ラリー戦に強さを見せ、劣勢から立て直して初優勝を飾った
準優勝 張本美和/小塩悠菜(木下卓球アカデミー/星槎中)
独創的なプレーの小塩と、パワーの張本のコンビネーションが光り、危なげなく決勝進出。決勝では2ゲーム目を取り切れなかったことが痛かった
3位 面手凛/近藤亜海(山陽学園中)
面手が巧みなサービスで先手を取り、互いに前陣でのプレーに強さを見せた
3位 大崎陽歌里/東ゆめ(明誠U15)
全中でも活躍した両者が今大会でもノーシードからベスト4へ。ミスが少なく安定感があった