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1月29日に女子ダブルス準決勝と決勝が行われた。
準決勝
石川佳純・平野美宇(全農・日本生命)が棄権したため宋恵佳・成本綾海(中国電力)が決勝へ進出。
伊藤美誠・早田ひな(スターツ・日本生命)が積極的なプレーで1、2ゲーム目を連取。3ゲーム目では永尾尭子・南波侑里香(サンリツ・日本ペイントマレッツ)がリードするも、タイムアウトから伊藤・早田が逆転し、決勝へと勝ち進んだ。
準決勝試合結果
伊藤美誠・早田ひな 3(9,4,10)0 永尾尭子・南波侑里香
宋恵佳・成本綾海 キケン 石川佳純・平野美宇
伊藤美誠(右)・早田ひな
永尾尭子(左)・南波侑里香
宋恵佳(右)・成本綾海
決勝
伊藤・早田が1ゲーム目を取る。2ゲーム目は6対6と並んだところから宋・成本が得点し取り返す。互いに交互に得点する接戦となった3ゲーム目。伊藤・早田が3対3から一気に3点獲得。その後10対10となり、伊藤・早田が3ゲーム目を獲得。続く4ゲーム目を伊藤・早田が取り、優勝。4連覇を達成した。
伊藤は「選手たちの強さが上がっているように感じた。決勝の1ゲーム目と3ゲーム目は特に厳しい戦いだった。苦しい時に、どう一本取るかという練習の成果が出てうれしかった。」
早田は「最後まで自分を信じて、自分たちを見失わずに戦えたのが勝因だと思う。挽回されそうになっても冷静に戦えた、競った場面でも冷静にやれてよかった。今回有観客ということで、久しぶりのお客さんの拍手が聞けてうれしかった」と語った。
今回の大会で現役を引退する宋は「早田選手のフォアハンドを防ぐため、バック側を攻めた。伊藤選手も早田選手もボールの威力が非常に高い選手だった、自分たちで勝負になったので、自信につながった。これからは一卓球ファンとして卓球に関わっていく」と語った。
決勝試合結果
伊藤美誠・早田ひな 3(10,-7,12,5)1 宋恵佳・成本綾海
優勝 伊藤美誠・早田ひな
準優勝 宋恵佳・成本綾海
3位 永尾尭子・南波侑里香