【全日本】女子シングルス決勝　伊藤美誠優勝　3年ぶり3回目の優勝

運命の女子シングルス決勝。伊藤美誠(スターツ)と早田ひな(日本生命)が対戦した。

伊藤のサービスの変化・コントロールが良く、伊藤が先手を取る形で3ゲームを先取し、優勝に王手をかける。

4ゲーム目は早田がリードをするが、伊藤が徐々に追い上げる展開。流れを変えたい早田はタイムアウトを取り、タイムアウト後から3点連取。伊藤が1点を取り返すが、早田が踏ん張り、4ゲーム目は早田が取る。

5ゲーム目2対2から伊藤が連取し7対2まで離しが、早田が点を取り返し6対9まで差を縮める。ここでタイムアウトが入り、体勢を立て直した伊藤が2点を取り5ゲーム目を制し勝利を掴んだ。

伊藤が3年ぶり3回目の優勝を決めた。

伊藤は「準決勝は不戦勝だったので決勝が初戦となったが、入りからとてもいいプレーが出来た。早田選手はどんなボールでも返してくると思っていたので、体勢を変えずにボールを返した。最初から最後まで自分らしい卓球を思い切ってできた」と語った。

早田は「伊藤選手は技術も戦術も強い選手。決勝ではレシーブを読まれたり、強力なレシーブで崩されたりして、明確な戦術が定まらずに試合が終わってしまった。悔しい気持ちが大きい。次こそは優勝したい」と語った。

伊藤美誠 4(5,9,5-8,6)1 早田ひな

優勝　伊藤美誠

準優勝　早田ひな

3位　加藤美優(日本ペイントマレッツ）