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●女子シングルス準決勝
伊藤美誠(スターツSC)7、9、7、9 早田ひな(日本生命)
準々決勝まで、変化のある巻き込みサービスから両ハンドのパワードライブを炸裂させ、勝ち上がってきた早田だが、ダブルスパートナーでもある伊藤はそのサービスを苦にせず。1ゲーム目から早田はシンプルな縦回転のフォアサービスを使い、伊藤のレシーブの待ちを外そうとしたが、これが逆に早田の勢いを止めてしまったか。
逆に伊藤はトスの高さを変えながら、コース・回転とも変幻自在のサービスで、早田にレシーブの待ちを絞らせない。早田は3ゲーム目、2ー6から4ー6と追い上げたレシーブの場面で、ベンチの石田大輔コーチがタイムアウトを取るほど、レシーブには苦労していた。4ゲーム目には早田のパワードライブがフォアストレートに決まる場面もあったが、最後は10ー9での伊藤の3回目のマッチポイントで、早田の飛びついてのフォアドライブがオーバー。
早田の女子選手離れしたパワープレーが話題をさらった今大会。しかし、最後は伊藤が女王の貫禄を見せた。