EXILEのTETSUYAがHNTコンディショニングコーチに就任

6月23日(木)、公益財団法人日本卓球協会(JTTA)の男女ホープスナショナルチーム(HNT)のコンディショニングコーチ就任記者会見が都内で行われ、EXILEのTETSUYA氏と宮﨑義仁専務理事が登壇した。

JTTAは2001年にHNTを発足、世界一を目指すため若手の育成に力を入れている。その一方で、一つのスポーツ動作を長期間にわたり繰り返すことで、体のバランスが崩れて本来機能すべき動作に支障をきたし、将来的にケガにつながる恐れがあると考えられるようになった。

そこで同協会は2020年11月の男女HNT強化合宿にTETSUYA氏考案監修の「EPI Quality」よりダンストレーニングプログラムを導入。その取り組みが評価されて、TEYSUYA氏が今年度より正式にコンディショニングコーチに就任することが決定した。

宮﨑専務理事は「2018年からアンダー7の強化が始まりましたが、ウォーミングアップやトレーニングになかなか集中して取り組むことができず課題となっていました。しかしダンスウォーミングアップを導入したところ、子どもたちが楽しく踊り、終わる頃には汗びっしょりになっていました。

このウォーミングアップが幅広く卓球界に広がり、小学生のコンディショニングや強化につながれば、将来、オリンピック選手やメダリストがダンストレーニングを経験して強くなったということになるのではないでしょうか」と期待のコメントを寄せた。

TETSUYAは「僕もすごくワクワクしています。責任もあることなので、しっかり務めさせていただきます」と意気込み、

将来の成果や目標については「やはり、卓球の世界チャンピオン、金メダリストというのを宮﨑さんと一緒に見たいというのが僕の大きな夢」と語った。