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女子シングルス決勝
伊藤美誠(スターツSC) 11,9,6, -9, 5 木原美悠(JOCエリートアカデミー)
『早矢香ウォッチ』
バックに表ソフトラバーを貼り、フォアバンドでスマッシュを打つ両者の対戦は、前半からとても激しい打撃戦となった。
一つ勝負だったのは第1ゲーム10-8で木原ゲームポイントの場面、そこから2本伊藤はサービスエースで10-10。そして、ジュースの最後もサービスエースで決めた。これらが大きなポイントであり、試合が大きく動いた場面だった。
木原は1ゲーム目からタイムアウトをとって勝負をかけたが、流れをものにすることはできなかった。木原のボールに重みがあり、伊藤にプレッシャーをかけて押し込む場面もあったが、結果的にはサービス・レシーブ力(りょく)で伊藤が上回り、パターンを読んで攻めのボールでラリーにさせなかった伊藤の勝利となった。
大会を通して戦術の幅の広さ、戦術展開の早さが光った。
2年連続3冠という記録がかかる中、また相手選手は14歳という、非常に精神的なコントロールが難しい状況を冷静に淡々と一球ずつ打ち込める伊藤の試合は本当に素晴らしかった。
全日本選手権大会で女子シングルス優勝5回(3連覇含む)、女子ダブルス優勝3回の輝かしい成績を誇るニッタク ボール・用具アドバイザーの平野早矢香さんがニッタク契約選手を中心に解説する『早矢香ウォッチ』を配信します。
全日本を知り尽くした平野さんの解説をお楽しみください。