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1月4・5日に東京武道館で、TOKYO OPEN 2023第75回東京卓球選手権大会(ホープス・カブの部)が開催された。
今大会からホープス・カブの部が新設され、全国各地から予選を勝ち抜いた精鋭が集まり、ハイレベルな試合が展開された。
主催として大会運営を行った一般社団法人東京都卓球連盟の小川敏夫会長と、唐橋和之理事長にお話を伺った。
TOKYO OPEN 2023第75回東京卓球選手権大会(ホープス・カブの部)
1月4・5日 東京武道館
開会式で選手にエールを送った小川敏夫会長
唐橋和之理事長
——ホープス・カブの部門が新設されましたが、どのような経緯があったのでしょうか。
小川会長
「カデット以下の部門を新設してほしいという要望が多かったことがきっかけです。また、近年では幼少期から活躍する選手が増えてきているので、本大会で経験を重ね、世界で活躍するような選手が出てきてほしいという思いがあり、新設に至りました」
唐橋理事長
「国内のみならず世界で活躍するような選手が出てきてほしいという思いで新設しました。全国でホープス・カブの大会は開催されていますが、その中の一つとして小学生選手育成に貢献できればうれしいですね」
——大会開催にあたり、苦労されたことや大変だった点はありますか?
小川会長
「新型コロナウイルスの感染者数が増えてきている状況でしたが、500名近くの選手に参加いただけて良かったです。また、今大会は年始早々の開催だったのでスタッフが集まるか心配していましたが、スタッフの協力があり、無事に開催することができました」
唐橋理事長
「保護者が同行する必要がある小学生以下の大会ということで、新年早々の開催には不安がありましたが、多くの選手が出場してくださったので安心しました。
普段、様々な大会を運営しており大会運営には慣れているはずでしたが、年末年始ということもあり、スタッフの確保という点で苦労しました。今大会を振り返り、来年以降に向けてより良い大会を開催できるようにしていきたいです」
——大会開催以外にも今後力を入れていきたい取り組みはありますか?
唐橋理事長
「ホープス委員会には中学校・高校の先生にご協力いただいています。その先生方を中心に、小学生向けや指導者向けの講習会を行うなど、競技人口拡大に向けて取り組みたいと思います。また、小・中・高で連携して長く続けてもらうために、『卓球って楽しい』と思ってもらえるような環境づくりをしていきたいです」