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2023ITTF世界卓球選手権ダーバン大会。5月23日。
男子シングルスで、戸上隼輔が王楚欽(中国)と対戦。王はナックルサービスを巧みにつかい、戸上のレシーブミスを誘う。レシーブに神経を使ってしまう戸上は波に乗れずいつものキレあるドライブを発揮できず。戸上は1ゲームこそ奪うもいつもの実力を出せず不完全燃焼で終わってしまった。
▲実力を遺憾無く発揮した王楚欽
▲波に乗れなかった戸上隼輔
その他の男子シングルスでは、張本智和がフレイタス(ポルトガル)と接戦を演じるが、ゲームを奪われる事なくストレートで勝利した。
▲実力を発揮した張本
ロブレス(スペイン)とアルナ(ナイジェリア)の勝者が張本と対戦する可能性があるということで、日本の方にとっても注目を集めたこの戦い。アルナが得意のパワフルな攻撃でラリー戦に持ち込みゲームを奪うが、ロブレスが変化のわかりにくいサービスで試合を組みたて得点を重ねていく。結果、アルナはレシーブからの展開が悪く、競り合いの場面でミスをしてしまい、ロブレスに軍配が上がった。
▲張本と試合をすることになったロブレス。ガッツあるプレースタイルだけに、張本と好勝負となる予感
▲両者健闘を讃えた
本日の中で1番の盛り上がりをみせたのは男子ダブルスの樊振東・王楚欽(中国)とルブラン兄弟(フランス)の1戦。
打撃力のある攻撃を見せる中国ペア。序盤は面白いようにフランスペアのミスを誘っていく。このままストレートで勝利するかと思いきや、ルブラン兄弟が3ゲーム目を取る。すると流れが徐々に変わり、4ゲーム目序盤は中国ペアがリードしていたが、フランスペアが逆転。試合はフルゲームとなる。5ゲーム目も接戦が続く。見応えのある試合に、観客席からも声援が飛ぶ。しかし最後はフランスペアの集中力が切れ、中国ペアが勝利。競り合いになった時での底力をみせた。
▲最終的にうまくまとめた樊・王
▲どうしてもあと1本が遠かったルブラン兄弟