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ヨーロッパ卓球選手権大会2023団体戦が、9月10~17日までスウェーデンのマルメで開催された。
男子団体では、地元・スウェーデンが21年ぶりの優勝を達成。女子はドイツが全試合ストレート勝利で2大会連続の優勝を果たした。
【男子団体】
決勝は地元・スウェーデンと前回王者・ドイツの対戦となった。
トップでモーレゴード(スウェーデン)がデュダにストレートで勝利すると、続く2番ではボル(ドイツ)がゲームカウント0-2の劣勢から逆転勝利を決めて1対1に戻す。
3番は互いに一歩も譲らぬ展開となるが、K.カールソン(スウェーデン)が点差を一気に離しフルゲームで勝利。スウェーデンが優勝に王手をかける。
4番はモーレゴードとボルが対戦。モーレゴードが2ゲーム先取すると、ボルが3・4ゲーム目を取り返し最終ゲームにつなげる。最終ゲームは、攻撃的な姿勢を貫いたモーレゴードが5点で勝利。マッチカウント3対1でスウェーデンが勝利し、地元で21年ぶりの優勝を飾った。
3位にはフランスとポルトガルが入った。
スウェーデン 3-1 ドイツ
○1モーレゴード 3(4,8,12)0 デュダ
●2ファルク 2(8,10,-8,-7,-10)3 ボル
○3K.カールソン 3(5,-7,3,-11,4)2 シュトゥンパー
○4モーレゴード 3(-6,-8,4,6,5)2 ボル
決勝で2勝を挙げて優勝に貢献したモーレゴード
大接戦の末にファルクをくだし1勝を挙げたボル
【女子団体】
女子団体決勝は、ドイツとルーマニアの対戦となった。
トップはシャン・シャオナとサマラが対戦し、シャン・シャオナの速攻が冴えてストレートで勝利。2番はハン・インとスッチが対戦。1ゲーム目、スッチが14点で取ると2ゲーム目はハン・インが取り返す。続く3・4ゲーム目、スッチが粘りのプレーを見せたがハン・インが逃げ切りゲームカウント3-1で勝利。
3番はミッテルハムがドラゴマンと対戦し、フルゲームの末に勝利。ドイツは2大会連続優勝を達成した。
3位にはフランスとポルトガルが入った。
ドイツ 3-1 ルーマニア
○1シャン・シャオナ 3(6,8,8)0 サマラ
○2ハン・イン 3(-14,8,8,10)1 スッチ
○3ミッテルハム 3(-5,9,-8,6,10)2 ドラゴマン
変化の大きいカットでスッチに勝利したハン・イン
スッチは粘りのプレーでハン・インから1ゲームを奪ったが、あと一歩及ばなかった
【各種目入賞】
男子団体
優勝 スウェーデン
準優勝 ドイツ
3位 フランス、ポルトガル
女子団体
優勝 ドイツ
2位 ルーマニア
3位 フランス、ポルトガル
写真提供:ETTU
ニッタクはボールスポンサーとして大会を支援。使用球には「プラ3スタープレミアム」が選ばれた。