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2023年4月に発売し好評をいただいている、ニッタクとヨネックスの共同開発で誕生した新シューズ『ムービングエース』。バドミントン界のリーディングカンパニーであるヨネックスの開発力とニッタクのノウハウを融合させた、今までにない履き心地の高機能シューズが完成した。
そして、2024年4月21日軽量ワイドモデルの『ムービングエアロ』を新たに発売予定で、すでに多くの選手がその高い性能を実感している。
『ムービングエース』を発売直後から使用し、先の全日本選手権では新作『ムービングエアロ』を履いて、男子ダブルスで優勝を果たした伊藤礼博選手(日本大)にその良さを語ってもらった。
――第一弾の『ムービングエース』はどんな履き心地でしたか?
それまでは別のメーカーを履いていたのですが、エースが出る際に履かせてもらったら、初めからすごく感触が良かったんです。そこで、まだあまり履き慣れていない時期にエースを履いてある大会に出たら、強い選手を破って優勝することができ、それ以来履き続けました。
――具体的に何が良かったのでしょうか。
少しわかりにくい表現かもしれないですが、「浮いている」感じがあるんです。僕はかなり動くタイプなので、足裏がガッチリ床に接地している感覚よりも、この浮いている感覚のほうが合っていて、すごく動きやすい。フットワークを重視する選手にはとても合うと思います。
――そして現在は、第二弾の『ムービングエアロ』を履いていますね。使ってみていかがですか?
まず軽さにびっくりしました。エースも軽かったけど、エアロはもっと軽いです。僕はボールの質で得点するよりも、 ひたすら動いてボールを入れるスタイルなので、軽くて動きやすいのはすごくありがたいです。
初めて履いてみてフットワーク練習をしたら、違和感なく動けたので、すごくいいなと思いました。また、その時の練習場の床が結構滑りやすかったのですが、全く滑らなくて、とてもびっくりしました。
――全日本も『エアロ』を履いて、大活躍でした。
ダブルスは、とにかくフォアで動いて思いきり打って決められると強いのですが、このシューズのおかげで本当に動けましたね。以前履いていたシューズは、飛びつきからの戻りの際に滑ってしまうことが多く、シューズに不安があると思いきって動くことができません。『エアロ』は全く不安がなくて、何も考えずに動けるのが本当に大きい特長です。
――『エアロ』はワイドタイプですが、履き心地はどうですか?
ホールド感という面ではエースのほうがある程度キュッとしている感覚ですが、個人的にはエアロのほうがいいですね。素材が軟らかいのに、横ズレすることも全くないです。
――伊藤選手はパープルを履いていますが、何か理由はあるのでしょうか?
実は乃木坂46が好きなんです。チームカラーが紫色なので、それで決めました(笑)。好きな色だと気持ち的にもいいので。
また、紫はあまりないので、結構目立ちますね。僕自身も目立ちたいというか、多くの人にプレーを見てもらいたいので、そういう意味でも気に入っています。
――ありがとうございました。