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2018.12.08

#RESULTS

【世界ジュニア】相馬が女子単で唯一のベスト4、メダル確定!

  • 相馬

  • 相馬に敗れた郭雨涵

  • 長崎

●女子シングルス準々決勝
石洵瑶(中国) 8、6、5、8 大藤
相馬 6、4、7、ー12、9 郭雨涵(中国)
蘇珮綾(チャイニーズタイペイ) 8、6、ー5、ー8、12、11 長崎
銭天一(中国) ー6、7、5、ー9、5、ー10、7 木原

 

女子シングルス準々決勝、4選手が出場した日本は、郭雨涵を撃破した相馬が唯一のベスト4進出!

 

予選グループではスコアは完勝ながら、なかなか調子が上がらなかった相馬。しかし、練習でカットからの攻撃のパターンのリズムを少しずつつかみ、この準々決勝では完全に調子を取り戻していた。郭雨涵はツッツキを交えた丁寧なカット打ちで粘るものの、相馬のカットの変化に最後はミスが出る展開。4ゲーム目に相馬が握った二度のマッチポイントは郭雨涵がしのいだが、5ゲーム目は競り合いから抜け出した相馬が勝利を決めた。

 

「今日やった郭選手は私が小塩さん(遥菜/JOCエリートアカデミー)と組んだダブルスで勝っていて、その時はカットの回転が全然わかっていなかったので、少し自信はありました。4ゲーム目の最後はちょっと勝ちを意識してまって、5ゲーム目は競った場面でも3ー3になる心構えはしていた。相手が粘ってきて、促進になるのは怖かったので早く決めたかったんですけど、なるべく自分からカットに横を入れたり、タイミングを外したりして仕掛けることを意識しました」(相馬)

 

一方、メダルは確実かと思われた長崎は、蘇珮綾によもやの苦杯。打球点の高いブロックとカウンターを駆使する蘇珮綾に対し、長崎はうまく打たされてしまった。バックハンドにミスが続いたのは、勝利への焦りがプレーを乱したのか。

 

大藤は石洵瑶との両ハンドの攻防でストレート負け。強打・強打の大藤に対し、石洵瑶は緩急と回転量の変化を駆使して、大藤の速攻をガッチリ受け止めた。木原は銭天一の左右の揺さぶりにも対応し、大接戦を展開したが、あと一歩及ばなかった。