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●男子シングルス準々決勝
プレテア(ルーマニア) 10、11、9、7 于何一(中国)
徐海東(中国) ー9、9、ー5、5、9、7 田中
宇田 ー9、ー7、7、11、5、ー9、9 徐英彬(中国)
向鵬(中国) 6、5、ー7、ー14、4、ー8、8 タッカル(インド)
宇田が今年8月のアジアジュニアの団体・シングルス、そして今大会の団体決勝2番でも敗れていた徐英彬についにリベンジ。ゲームオール11ー9という大熱戦を制して、こちらもメダルが確定。男子シングルスでのメダルは、16年大会で優勝した張本智和以来だ。
昨年の世界ジュニアでは、「当たると強いが、崩れるともろい」というイメージがあった宇田。鮮やかな速攻と凡ミスが同居するところがあったが、この準々決勝ではチキータからの速攻あり、3球目のループドライブからラリー戦で押し込み、ストレートへの決定打ありと多彩なプレー。団体戦での対戦に比べても、安定性と緩急の使い方は格段に良くなっていた。
最終ゲームも終盤までスコアが離れなかったが、10ー8でマッチポイントを握った宇田。10ー9の2回目のマッチポイントで、徐英彬のサービスを思い切りチキータ。威力あふれる一撃がストレートに決まった。
田中は右ペンドライブの徐海東をバック対バックで押していたが、最後はややフォアハンドの決定力を欠いていたか。勝機も十分あっただけに悔しい敗戦。また、ルーマニアのプレテアが連続ドライブとロビングの驚異的な粘りで会場を味方につけ、于何一に驚きのストレート勝ち。バックブロックが堅いタッカルも向鵬と接戦を演じたが、あと一歩及ばなかった。