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●ジュニア男子準決勝
宇田(JOCエリートアカデミー/大原学園) 11、−9、13、13 金光(大原学園高)
張本(JOCエリートアカデミー) 5、7、7 戸上(野田学園高)
●ジュニア女子準決勝
長崎(JOCエリートアカデミー) 6、−9、−9、9、9 大藤(ミキハウスJSC)
塩見(四天王寺高) −4、−6、10、8、9 木原(JOCエリートアカデミー)
ジュニア男女の準決勝が終了。男子決勝は宇田vs張本、女子決勝は長崎vs塩見の組み合わせとなった。
宇田はドイツのLMC(リープヘル・マスターカレッジ)で腕を磨く金光との接戦に勝利。かつてはJOCエリートアカデミーでともに練習していた金光に対し、どのゲームも序盤でリードを許す展開。4ゲーム目も大きくリードされたが、前陣でのブロックに徹した金光に対し、今日の宇田は台から下げられても粘り強かった。
一方、張本は戸上にストレート勝ち。フォアサイドをフォアドライブで厳しく攻め、バックサイドを切って切り返すバックハンドは切れ味抜群。戸上は持ち前の豪打を完全に封じられた。「2年前の全中で準々決勝でやって以来です(この時は戸上が4ゲーム目に10−8でマッチポイント)。強くなっているとは思っていたけど、想像していたよりもはるかに強くなっていた」(戸上)。
女子は長崎と塩見が決勝へ。長崎は大藤にゲームを先行され、最終ゲームも中盤で離されたが、得意のフォアストレートへのフォアドライブなど、ストレートへの攻守をうまく使って競り勝った。「ベスト4は最低限の目標なので、全然満足していない」と試合後の大藤。
そして塩見は、木原にゲームカウント0−2とされ、完敗ペースの展開から大逆転。フットワークに課題を残す木原を両サイドに振り回し、バック対バックの展開でも我慢してラリーを続け、木原のミスを誘った。最終ゲーム10−9では、長い長いラリーの末に、木原の勝負をかけたフォアドライブがオーバーミス。高校生の意地を見せた一戦だった。
(卓球王国配信)