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2017.11.27

#RESULTS

強かったイタリア。日本男子、苦しみながら勝利

  • 木造

  • 木造を苦しめたアマト

  • 3番で勝利した田中

●男子団体・第2ステージ
〈日本 3−0 イタリア〉
○木造 −10、11、5、−4、8 アマト
○宇田 7、7、−8、−8、7 M.ムッティ
○田中 8、9、10 ピント

 

日本男子、初戦はイタリアにストレート勝ち!

 

ストレート勝ちとはいえ、試合時間は2時間に迫る苦しい試合だった。今年のヨーロッパユース選手権の団体戦では、ドイツをあと一歩まで追い詰めたという地元イタリア。練習拠点となるナショナルトレーニングセンターができたそうで、各選手とも練習量が確保できているようだ。台上での細かいプレーにミスがなく、下がっても粘り強いプレーで日本を大いに苦しめた。

 

エース加藤を温存した女子に対し、男子は田㔟監督が「流れを作ってほしい」という期待を込めて、トップにエース木造を起用。第1ゲーム6−10から追いつきながら10−12で落とし、第5ゲームも中盤でリードしながら5−6と逆転されてタイムアウトを取るなど、本当に苦しかった。しかし、最後はサービス・レシーブで得点を重ねて逆転し、10−8のマッチポイントでは台上に浮いたボールを思い切りフォア強打で叩き、試合を決めた。

 

試合前、「練習時間が少ないです」と話していた木造。日本選手団のホテルから会場に向かうシャトルバスは、他のホテルを巡回しながら走るため、会場に到着するのは8時半。試合開始の9時半までに、打てる時間はほとんどない。調子を上げていくのは難しい部分があるが、まずは接戦を勝利で乗り切ったことが大きい。ここから一気に調子を上げていきたい。