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9月13~17日までルクセンブルクで2017ヨーロッパ選手権大会(団体戦)が開催された。
男子はドイツが3大会ぶりとなる優勝を決めた。
決勝は、予選リーグから厳しい戦いを制して勝ち上がってきたポルトガルと対戦。
トップはボル(ドイツ)とフレイタス。フレイタスが切れのあるプレーで2-1とリードしたが、ボルがここから丁寧にコースを突く攻撃で追いつき最終ゲームへ。
第5ゲーム序盤はボルが勢いそのままに6-2リードしたが、フレイタスの思い切りのいい連続攻撃が決まり、逆転に成功。10-7とフレイタスがマッチポイントを握ったが、長い好ラリーをボルが何度も制して逆転勝利。
勢いに乗ったドイツは続く2番でオフチャロフがアポロニアに、3番はフランチスカがモンテイロに勝利して、優勝を決めた。
3位には、メンバーが粒ぞろいのフランスと予選リーグで前回王者のオーストリアを下して勝ち上がってきたスロベニアが入賞。スロベニアは準決勝でドイツを2-3のあと一歩のところまで追いつめるなど、大活躍だった。
決勝のトップで接戦を制し、チームを勢いづけたボル
準決勝ではトキッチに敗れたオフチャロフ。不安要素が残っていたが、決勝ではそれを払しょくする完勝で優勝に貢献。
決勝点を挙げたフランチスカ
女子決勝は、ルーマニアとドイツが対戦
ドイツはゾルヤが故障で不参加など、万全のメンバーではなかったが、帰化選手のハン・イン、シャン・シャオナを主軸に決勝進出。対するルーマニアは帰化選手なしのメンバー。
トップはカット打ちを得意とするサマラ(ルーマニア)がハン・インのカットを打ち破り、先取点を挙げた。
続く2番はシャン・シャオナの硬いブロックとコースの厳しいコースで取り返し、1対1。
3番はスッチ(ルーマニア)が若手のミッテルハムにスピードのある両ハンドドライブで勝利し、2対1と王手。
しかし、4番かシャン・シャオナが落ち着いたプレーで取り返し、ラストまでもつれる展開。
5番はドデアンとハン・イン。序盤からドデアンの威力のあるフォアドライブ決まっていく。ハン・インは動きに少し鈍さが見られ、ドデアンの攻撃を抑えられない。第3ゲームをハン・インが奪ったものの、第4ゲームはジュースでドデアンが逃げ切り、2005年の9大会
ぶりとなる優勝を果たした。
3位は、ロシアとオランダだった。
威力あるドライブを叩き込んだサマラ
今大会通じて、安定した力を見せたスッチ
ラストで決勝点を挙げたドデアン
優勝の瞬間は歓喜の渦に包まれ、ドデアンは立ち上がれずに監督の手を借りた
【男子】
優勝 ドイツ
準優勝 ポルトガル
3位 スロベニア、フランス
●決勝スコア
ドイツ3-0ポルトガル
〇1 ボル -9,7,-13,5,10 フレイタス
〇2 オフチャロフ 6,7,9 アポロニア
〇3 フランチスカ -10,6,9,5 モンテイロ
【女子】
優勝 ルーマニア
準優勝 ドイツ
3位 ロシア、オランダ
●決勝スコア
ルーマニア3-2ドイツ
〇1 サマラ -9,10,-9,8,7 ハン・イン
2 ドデアン -6,-6,-7 シャン・シャオナ 〇
〇3 スッチ 5,5,-6,6 ミッテルハム
4 サマラ -8,-9,15,-3 シャン・シャオナ〇
〇5 ドデアン 4,8,-4,10 ハン・イン
大会使用球はプラ3スタープレミアム!
2014年大会よりニッタクはボールスポンサーとして大会をサポート。
オフチャロフも絶賛!
「ボールがプラスチックになってから2年以上経ったけれど、いまだに最も割れづらく、
最も丸くて、最も弾みが均一。どの選手もニッタクのボールに信頼を置いている」とコメント