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2017.06.18

#RESULTS

【男子シングルス 準決勝②】水谷隼選手(日本)、善戦するも樊振東選手(中国)に敗れる…。

男子シングルス準決勝。水谷隼選手は、樊振東選手と対戦。
第1ゲームから、樊の打点の早い両ハンド攻撃と、水谷の攻撃を読んでいるかのような動きからのカウンタープレーが冴え、3ゲームを先取する。もう1ゲームも落とせない水谷だが、4ゲーム目もペースを掴めず0-3とリードを許しタイムアウトを要求する。そこから6-3と追い上げると、悪い流れを察知し、今度は中国側がタイムアウトを要求する。ストレートで勝ちたい中国側に対し、ここから水谷は、打点を厳しくし、ボールを入れにいかないプレーを見せる。すると、ここから樊のミスが多くなり、逆転でこのゲームを水谷が取る。
5ゲーム目は両者素晴らしいプレーを見せるも、樊の攻撃が水谷を上回り、勝利。樊が決勝進出を決めた。

 

 

「序盤は相手が様子を見てきていたのがわかったのですが、そこで自分が思ったプレーができなかったと思います。第4、5ゲームの内容が自分自身よかったので、もっと早い段階でそのプレーをしたかったです。4ゲーム目以降は、相手の表情もこわばっていたので、チャンスがあるな、と思ってプレーすることができました。
相手の打たれたボールに追いつけないシーンがこの試合はたくさんあったので非常に情けなく思います。フィジカルトレーニングを積んで対応していきたいし、自分の弱点などが今大会わかったので、自分自身の問題を解決していければ、もう一つ上の段階に進めると思います」と水谷。

 

▲パワフルな両ハンド攻撃を見せた樊振東

 

 

▲悔しい敗戦となった水谷