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2017.06.04

#RESULTS

【男子ダブルス決勝】樊振東/許昕が優勝! 森薗/大島、惜しくも敗れる。

男子ダブルス決勝。

 

森薗政崇/大島祐哉が決勝の舞台で樊振東/許昕と対戦。
一本目から会場が沸くラリーが繰り広げられた第1ゲーム。 台上勝負で得点を重ね、接戦となったが、中国ペアが先取した。
第2ゲームは、森薗のチキータ、大きなラリーでの大島のパワードライブが決まり、接戦となったが、ジュースの末に最後は樊振東の打点の高いドライブが随所で決まり、このゲームを惜しくも落とす。
台上勝負となった第3ゲーム。駆け引きをしながらコースをついていったが、このゲームも中国ペアがとった。
第4ゲームは、台上でのストップ対ストップから思い切った強打や流し、チキータと球質を変えていった日本ペアが優位に立った。
また、森薗のチキータレシーブで崩し、大島が決めるパターンもはまり、このゲームを奪取。
第5ゲームも日本ペアがリードした展開だった。6-4とリードし、許昕のサービス。
「今まではナックルサービスだったが、この2本はかなり切れていた」と大島が語ったとおり、許昕の強烈な下切れサービスを大島は2本連続でネットにかけてしまう。
ここから一進一退の展開。森薗/大島の息の合った素晴らしいカウンターが決まると、樊振東がロングサービスで意表をついてくる。8-8となったところで相手のロビングを打ち抜き、さらに台上からラリー攻めた森薗/大島が10-8とゲームポインとを握る。
ここで大島のレシーブ。「前の落とした2本で角度が狂った」と、一本目はチキータを狙われ、2本目はストップが浮いて仕留められてしまう。
マッチポイントを握られてから、森薗がロングサービスをストレートに決めて11-11に戻したが、最後は樊振東のバックハンドが2本決まり、中国ペアが優勝を決めた。
どのゲームもリードし、チャンスがあっただけに悔しい敗戦となった。
しかし、男子ダブルス銀メダル獲得は48年ぶりの快挙。大健闘の活躍だった。

 

樊振東/許昕

 

森薗政崇/大島祐哉

 


 

森薗政崇/大島祐哉 -9,-14,-9,6,-11 樊振東/許昕(中国)