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男子シングルス3回戦。
丹羽孝希はグロート(デンマーク)と対戦。
第1・2ゲームは丹羽らしさが見られず、リーチのあるグロートに大きなラリー展開に持ち込まれてしまう。
第2ゲームは6-2のリードから逆転を許し、6-9に。ここから9-9と立て直したが、グロートの伸びてくるドライブに押され2ゲーム連取された。
しかし、徐々に動きが軽くなってきた丹羽は、4ゲーム連取。持ち前の速攻プレーを披露し、前陣でのカウンター、スピードのあるチキータが決まり、4-2で勝利。
4回戦へ駒を進めた。
昨日モンテイロ(ポルトガル)との大激闘を制した村松雄斗は、荘智淵(チャイニーズタイペイ)と対戦。
荘智淵は序盤から村松の切れ味鋭いカットを苦にすることなく全力のドライブを打ち込んできた。
村松は攻撃を混ぜて崩そうとしたが、それさえもパワーの緩まないドライブで応戦。
3球目からも狙われ、それを封じようと村松は打ち急いでしまう場面もあり、荘智淵が3ゲーム連取する。
第4ゲームは、村松は低く切れたカットで攻撃を封じるが、前後に揺さぶられ少しでも浮いたカットは再び威力のあるフォアドライブで打ち抜かれてしまう。
村松の威力のあるドライブもそれ以上のパワーでカウンターされ、勝機を見出すことができず、無念の敗退となった。
また、波乱となったのは張継科(中国)と李尚洙(韓国)の対戦。
パワーヒッターの李が3-1とリードした第5ゲーム。
張がゲームポイントを握ったが李が追いつき、最後はバック対バックのラリーを張がオーバーしてまさかの3回戦敗退となった。
丹羽孝希 -8,-9,6,7,8,1 グロート(デンマーク)
村松雄斗 -7,-1,-3,-8 荘智淵(チャイニーズタイペイ)
村松雄斗コメント
「ビデオで研究していましたが、相手の得意なコースにうってしまいました。打ち合いになったら絶対にミスをしないくらい安定感があるので、相手の得意なところで勝負をしてしまった感じがあります。
何度もフォアでカウンターされているのにそれでも同じところに返してしまいました。昨日もカットで点をとっているのに無理に打ってミスをしたりしていたので、戦術面が下手なので、もっとうまくなりたいです。
前半離されたら相手は何してもミスをしてくれません。2・3ゲーム目は0-4スタートになってしまったので、その時点ですでに難しかったです。
(前回の成績は越えましたが)思ったより今日の試合は持ち味が効かなかったので、世界のトップ10のレベルは違うと思いました。
もっと強くなって認めてもらえるようになりたいです」
丹羽孝希コメント
「前半は少し力が入りました。動けば入るボールも動けなくてつまってミスをしてしまいました。
明日からやっとシングルスもダブルスも格上の選手とできます。僕は格上の選手とやると思い切ったプレーができると思うので、明日は今日とは違ったプレーが見せられると思います。
今日はミスが多かったですが、その中でも粘り強くプレーしたことがよかったと思います。
また、左利きの選手はフォア前とバックに長くくるサービスが嫌だと思うので、そこを徹底的に攻めました。レシーブはチキータを待たれていたので、フォアのストップを使ったり、チキータでいくときは思い切り打ったり、あまり狙われないようにしました」