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2017.06.02

#RESULTS

【女子シングルス準々決勝】石川佳純善戦するも女王丁寧に敗れる

  • 石川佳純

  • 丁寧

女子シングルス準々決勝。

 

石川佳純は前大会優勝の丁寧(中国)と対戦。
序盤から激しいラリーの応酬となった。それを安定した両ハンドで鋭角に攻めた丁寧が2ゲーム連取。
第3ゲームは、バック対バックの長いラリーが続く。石川は精度の高いバックドライブで応戦し、痺れを切らしてフォアにくるボールを狙って仕留めてこのゲームを奪う。
第4ゲームは前半に丁寧がリード。石川は4-8の劣勢から随所でバック対バックやレシーブから回り込みドライブを決めて、8-8まで追い上げたが、あと一歩及ばず、ゲームカウント3-1で丁寧が王手をかけた。
第5ゲーム。1本1本のラリーは素晴らしく、ラリーの内容は決して負けていなかったが、丁寧の安定した両ハンドドライブ、隙を逃さない決定打に屈し、惜しくも敗戦。
石川はベスト8に留まった。

 

勝利した丁寧は、準決勝で平野美宇と対峙する。

 


 

石川佳純 -8,-2,7,-8,-2 丁寧(中国)

 


石川佳純コメント
「最初も悪くなかったのですが、第1ゲームは攻めようと思いすぎて、最初はペースがつかめませんでした。3ゲーム目の途中から落ち着いてできました。
このボールでは初めて対戦したので、レシーブのときに思ったよりも回転がかかっていないなと思いました。
4ゲーム目の8-8のときにチャンスボールをミスしてしまったのが、なんでかな…と。
思ったよりも回転がかかっていなくて、力が入りすぎて待ちすぎてしまったと思います。
(バック対バックのときにオーバーしていましたが)回転が多いのもありますが、コース取りです。サイドにきたのは私がサイドに返して効いていたので、途中からミドルにくるようになってそれをバックでとってしまいミスをしてしまいました。
しゃがみ込みサービスが前より少なくなった印象でした。対策をたくさんしてきたので、出さないんだなと思いました。
今までそのサービスがとれずに連続失点してしまっていたので、それは対策どおりとれることができたので、次から出さなくなったのだと思います。
今までは、どうやったら次にやったときに勝てるのかなと思っていましたが、今回はもっと磨けば次は本当に勝てるのではないかと思いますし、改めて目標ができました。
自分のオリジナルのプレーをやっていけば、チャンスは必ずあるんだなと感じました。サービスもすごく効いていましたし、やっていることは間違いではないと思いました。
半年くらいやってきた方向性は間違っていないと思いましたし、自分から点数をとりにいく卓球をしないと勝てないと思います。
混合ダブルスでは、男子のサービスを私がどれだけ上手くとれるかというのが、勝負のカギになると思います。
まずはサービスレシーブで先手をとることと男子のレベルがどんどん高くなってきているので、男子のボールをなんとか一本返して、女子の甘いボールは男子に対して厳しく攻めるというのを徹底してやっていきたいです。
国際ペアは、まず言葉が通じないと思いますし、コミュニケーションが一番大事だと思うので、コンビネーションでは絶対に勝っていると思うので、それを活かして出足からスタートダッシュをかけていきたいと思います。
相手のペアは二人ともパワーヒッターなので、まずは崩すこと。出足でリードされて調子が出てくるとすごいボールがくると思うので、それを出させないようにしたいです」