【女子ダブルス3回戦】伊藤／早田が準々決勝へ。石川／平野は中国ペアに惜しくも敗れる。

女子ダブルス3回戦。
石川佳純／平野美宇は中国Ｎｏ．１、２の丁寧／劉詩雯と対戦。
第１ゲームは日本ペアが１０－９でゲームポイントを握りながら、逆転を許して先取された。
続く第２ゲームも中国に全く引けを取らない攻撃力を見せたが、このゲームを９点で落としてしまう。
さらに調子を上げてきた中国ペアに対し果敢に攻めていくが、強烈なカウンターでなかなか勝機を見いだせず、第３・４ゲームも中国ペアに主導権を握られ、結果４－０で丁寧／劉詩雯が勝利した。
前半にチャンスがあっただけに、悔しい敗戦となった。

伊藤美誠／早田ひなは、リ・ヒョンシム／リ・ミギョン(北朝鮮)と対戦。
威力のある攻撃を繰り出す北朝鮮ペアに対し、緩急をつけたラリーで攻撃につなげて得点を重ねていく。
ゲームカウント２－１となった第４ゲームも先にゲームポイントを握られながらも挽回に成功。
第５ゲームも北朝鮮ペアが前半リードしたが、中盤に日本ペアが大量得点。矢継ぎ早の攻めで圧倒し、勝利。
準々決勝進出を決めた。

石川佳純／平野美宇　-10,-9,-3,-4　丁寧／劉詩雯(中国)

伊藤美誠／早田ひな　-7,9,6,11,6　リ・ヒョンシム／リ・ミギョン(北朝鮮)

早田ひなコメント
「１ゲーム目は、相手が押されかけているところで、結局チャンスボールをミスしてしまうことが多かったです。ボールが飛んできていないので、慌てて決めにいかずにしっかりコースをついて、７割くらいの力で打ちにいこうと話し合いました。
プレーが大きいので私が決めているように見えますが、実際は美誠がチャンスを作ってくれています。
ペアを組む前からお互いの特徴は知っていたので、そこを活かしたプレーをしようと心がけていたので、それがいい感じにかみ合ってきていると思います。
美誠も自分を頼ってくれているし、自分も美誠を頼っているので、初戦は少し美誠の調子が上がらない感じはありましたが、今日は決めてくれたので、助けられました」