【女子ダブルス】　日本は2ペアとも2回戦進出

女子ダブルス1回戦。

石川佳純／平野美宇は、パラナン／サウェータブット（タイ）と対戦。
実力のあるペアに対し、平野は初戦の硬さが見られたか、第1ゲームを落としてしまう。
2ゲーム連取し、第4ゲームも苦しい展開となり、奪われたが、最後はペースを取り戻し両者の攻撃が冴えて勝利。2回戦進出を決めた。

伊藤美誠／早田ひなは、アシュワンデン／クマハラ(スイス／ブラジル)の国際ペアと対戦。
伊藤がコースをついてチャンスを作り、早田が威力のあるフォアハンドドライブで決めるパターンが光り、４－０で快勝。
こちらも2回戦に駒を進めた。

石川佳純／平野美宇　-9,7,8,-3,8,6　パラナン／サウェータブット（タイ）

伊藤美誠／早田ひな　7,10,6,8　アシュワンデン／クマハラ(スイス／ブラジル)

平野美宇のコメント
「最初は少し冷や冷やしましたが、勝ててよかったです。最初の何本かはつられてしまったけど、そこからは緊張しないでできた。
強い相手なので準備はしていました。もっと思い切ってやりたいことをやっていこうと話し合ってから、良いところが出し合えたと思います。パートナーのことを気にしすぎて攻められなかったことが多かったので、自分が攻めようと思ったら決めてやれたことがよかったです。最初は、お互いにパートナーのことを考えすぎてしまいました。
今回は、2年前よりも勝ちにきています。2年前は経験するという気持ちが少しあったので。
昨年出られなかったので、「出られるだけでもありがたい、すごいことだ」という気持ちを忘れずに楽しく頑張っていきたいです。
思ったよりは楽しめました。肩のテーピングは一応しているだけで、全く問題ないです」

早田ひなのコメント
「初の世界選手権で最初は少し緊張したが、美誠がいるので自信を持ってプレーできました。
相手が後ろに下がって打ってくる選手だったので、飛んできたり飛んでこなかったりして調整が難しかったけど、二人で調整しながらできたのがよかったです。2回戦目は韓国のカットペアですが、韓国オープンで勝っているので、対策はしてくると思うが、それを上回れるように頑張りたい」です

伊藤美誠のコメント
「あまり調子は良くなかったけど、ひながいてくれたからこそ勝てたと思う。ひなの調子が良かったのでそれに救われました。
相手のボールが合わなかったので、一緒に話し合いながら、自分は入れることを意識して、ひなが決めるパターンがよかった。とにかく入れようと思っていました。
今日は第2会場での試合だったので、本会場とは雰囲気が違う。なので、試合をやったという実感はまだそんなにないです。本会場でやるようになったときに雰囲気や自分たちの気持ちも変わってくると思うので、それに押負けないようにしたいです。
シングルスもブラジルの選手が相手です。まだ対戦したことのない選手なので、やってきたことを出していけたらいいと思う。打ってくる選手なので、自分の持ち味であるやりづらさを出せたらいいと思います」