【全日本】女子ラン決、石川は左腕対決を制し16強入り

●女子シングルス5回戦（ランク決定戦）
石川佳純（全農）-8、-7、4、9、5、7　成本綾海（同志社大）
森薗美月（サンリツ）　6、7、9、-8、9　平野容子（豊田自動織機）
加藤杏華（十六銀行）　7、5、7、9　田代早紀（日本生命）
三宅菜津美（中国電力）　6、9、5、-4、7　浜本由惟（JOCエリートアカデミー／大原学園）

女子シングルスで4連覇を狙う石川は、四天王寺中・高の2学年後輩である成本に0ｰ2から逆転勝ち。成本の異質のクセ球と、フォアクロスの打球点の高いカウンターに2ゲームを連取されたが、中盤から先にバックハンドを打たせてラリーに持ち込み、フォアストレートに強烈なパワードライブを打ち込んだ。「私が異質なので、最初は石川さんが引っかかってくれたけど、だんだん粘られて私のミスが増えた。最初はバックに来ていたレシーブがフォアミドルに来るようになって、そこをもっとフォアで攻めていけばよかった。バックハンドでのレシーブになってしまった」 （成本）。

また、昨年ベスト8の浜本が三宅に敗れる波乱。「バックサービスと表ソフトのボールが苦手なので、三宅さんはやりにくかった」と試合後に語った。