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2020.01.18

#RESULTS

全日本 近藤早紀引退「すごくスッキリしていて、楽しく終われた」

  • 6才から始めた選手人生にピリオドを打つ

  • パートナーの鈴木(左)。「近藤さんがいい形で終われるように、頑張りたい気持ちが強かった」

選考会で優勝し出場した2014年世界選手権東京大会銀メダル獲得など、世界を経験しながら、日本リーガーのトップ選手としても長く活躍してきた近藤早紀(日立化成/旧姓:田代)が、今大会でラケットを置く。

今大会、女子シングルスは1回戦から登場し、3回戦で将来有望な中学生の赤江夏星(貝塚第二中)に敗れた。

女子ダブルスでは、鈴木李茄と組み、初戦の4回戦で1-2の劣勢から逆転で勝利。この時点ですでに感極まっていたという。続く5回戦では、同じ日本リーガーの𡈽田美佳・宋恵佳(中国電力)に、今度は2-1とリードしながら逆転負けを喫した。

「押していたが、最後の細かいところで攻めきることが出来なかった。そこは、相手が上回った」と、悔しさを滲ませながらも「すごく楽しくプレー出来た。緊張もしたけれど、すごくスッキリしています」と今大会を振り返った。

以下、近藤選手コメント。

「私の中では、全日本が一番大きな大会だと思っていて、そこで終わりたいという気持ちがすごく強かった。3年前から、若手も台頭してきて、思うような成績も出せず、気持ちを強く維持することが出来なくなってきて、この大会で引退しようと決めていました。現役生活を振り返って、印象的な思い出は、世界選手権とアジア選手権の選考会での優勝。そして、世界選手権に出場出来たことも卓球をやっていてよかったなと思う出来事です」