【世界ジュニア】男子の張本、女子の平野・加藤がベスト8進出！

●女子シングルス3回戦
平野　5、9、5、8　トリゴロス（ベラルーシ）
石洵瑶（中国）　5、ｰ4、6、ｰ8、8、6　蘇慧音（香港）
金智淏（韓国）　11、ｰ10、ｰ5、8、11、7　クリスタル・ワン（アメリカ）
加藤　ｰ9、7、4、ｰ4、8、5　劉煒珊（中国）
孫芸禎（中国）　ｰ11、8、2、5、4　チェルノレイ（ロシア）
麥子詠（香港）　7、8、ｰ7、7、8　A.ディアス（プエルトリコ）
ディアコヌ（ルーマニア）　9、7、10、ｰ4、8　マラニナ（ロシア）
金裕珍（韓国）　2、5、5、ｰ6、9　ザリフ（フランス）

●男子シングルス3回戦
張本　9、8、9、ｰ9、ｰ8、ｰ4、11　徐海東（中国）
カサン（フランス）　7、8、3、ｰ9、2　趙大成（韓国）
安宰賢（韓国）　8、7、ｰ9、ｰ9、5、8　キム・ソングン（韓国）
楊碩（中国）　ｰ9、9、6、ｰ5、9、3　ヨルジッチ（スロベニア）
呉柏男（香港）　6、13、ｰ7、8、ｰ4、9　シポシュ（ルーマニア）
黄建都（チャイニーズタイペイ）　4、ｰ7、10、ｰ6、4、8　ベルトラン（フランス）
ヒップラー（ドイツ）　8、5、ｰ10、ｰ9、ｰ7、9、5　シフエンテス（アルゼンチン）
趙勝敏（韓国）　ｰ9、8、11、ｰ8、4、7　徐英彬（中国）

男女シングルスは3回戦が終了。女子の平野と加藤、男子の張本がベスト8進出を果たした。

平野は実力差のある相手に対し、ループドライブからの速攻が完璧に決まったが、加藤は中国の団体戦の主力、劉煒珊から金星を挙げた。ともにしゃがみ込みサービスを操るふたり。しかし、劉煒珊のしゃがみ込みサービスが加藤にはそれほど効かなかったのに対し、相手のフォアサイドへ曲がって入っていく加藤のフォアのしゃがみ込みサービスを、劉は非常に取りにくそうにしていた。ラリー戦ではミドルへ回転をかけて落とすバックハンドでペースを握った。

そして張本は、中国男子のエース、右ペンドライブ型の徐海東との大激戦をゲームオール13ｰ11で下した。ゲームカウント3ｰ0とし、第4ゲームも終始リードしたところから逆転され、もつれ込んだ最終ゲームも7ｰ2のリードから9ｰ10と逆転される苦しい展開。しかし、この相手のマッチポイントをしのぐと、12ｰ11でつかんだ2回目のマッチポイントで、徐海東のバックサイドへ強く弾くバックハンドを打ち込んだ。